アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

若かりし頃との合コンを比較してみる

大崎は根拠のない自信を抱いている系の人間である。

 

理由は特にない。

 

私が私である限り私を好きでいない理由がない。

 

久しぶりに華金合同コンパという名の意見交換会に費やして来た。

 

アラサーになると周りがみんな結婚してて、合コン減るんだよねー

 

って聞くけど、大崎の周りはみんな滅多に出会いがないので合コンなんて単語が出ることが珍しすぎる。

 

去年こそ頑張って合コンの幹事とかしたが、結構同年代も年下の男の子達もノッてくれるので

 

アラサーになって出会いがなくなったと嘆く人たちはみんな結婚が早い超絶リア充グループにいるのであろう。

 

 

 

年取って良かったなーと思ったことは、みんなに優しい気持ちになれる

 

小娘だった頃は

「かっこいい人いなーい」

「32のおじさんなんてヤダー」

「一次会割り勘のくせに二次会行こうとか信じらんなーい」

みたいな

 

典型的なクソ女だった。

 

若さ故仕方がない。

アーメン。

 

 この歳になると、割り勘も許せる。

お金ないよね、そうだよね

私も君らくらいの時はカツカツだったもん…

同業で同い年ってことは、お給料こんくらいだよね、分かるよ…お互い頑張ろうね…

 

新卒の男女では初任給に大差ないし、最近では初任給に差を付けている会社も珍しいのではないだろうか。

 

アラサーなので流石に新卒の男の子には手を出さないが、2つ下くらいの子もいた中で「男多めに出しますよ!」とか言われると「待て待て待て待て!!多分私のが多くもらってるよ!!割り勘で良いよ!」と思うのだが、男の沽券にかかわるのかも知れないと思って二次会は気持ちよく出すように出来る。

 

そして、興味がない人にも興味を持つことが出来るようになった。

 

愛嬌だけは私の特技だと自負しているが、愛嬌があってもやはり興味のない人とそうでない人の差は何となく伝わるものだ。

 

若い頃は、興味ある人にばかりベクトルが向いていて、むしろ興味がない人にも同じようにしていては、興味がある人に伝わらないじゃないか!とすら思っていた。

 

この作戦は間違いでは無いのだが、引っかかる人とそうでない人がいる。

 

それに、いくら興味がなくても周りにちょっと失礼だ。

 

 愛想は振りまいていても、興味がないって伝わっている。

 

だが、私くらいの微妙な立場になると、イマイチ空気が読めない、俺に興味ないんだろうなと伝わらない人がガンガン引っかかって来るコトもある。

 

若い頃はそれがイヤなのもあったが、そんなに無下にすることはないだろうという気持ちが強くなった。

 

なんか、この歳になってようやく外界には同じように人がいて、自分と同じように他人に対して色んなことを考えているんだと思えるようになった。

 

当たり前なんだと思うが、当たり前に他者の思惑があって、自分と同じように感情があると思えてる人ってどれくらい居るんだろうか。

 

自分も含め、知らない所で傲慢で、知らない所で傷付いて、その中で個を揺らがせずにやっていけるようにするのって結構難しい気がする。

 

でも、自分も1人で、相手も1人しかいないんだと思うと

 

なるべく多くの人に感謝してなるべく多くの人に幸せになって欲しいと思う

 

何を言ってるんだか分からなくなって来たが、久方ぶりの合コンでこんな気持ちになると思わなかった。

 

つまり、全員の幸せを願うくらいには誰もピンと来なかった。

 

みんな良い人だしちゃんと働いてるから大丈夫!良い人見つかる!がんばろ!