アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

失恋ひとり相撲

ひとり相撲と言うと何となくピエロ感がある。

なのだが、失恋して復縁を望まない・望めない時は、いかに思い切りよくひとり相撲を取るのかが大切なのだろう。

 

彼との思い出にひたって泣く

今彼は何をしているのか想像して泣く

メッセージがこなくて泣く

失恋ソングを聴いて泣く

 

色々と想像したり「あの時こうしてれば」とか思ったりしながら、私はひたすら泣いていたのだが、そうこうしていても朝はくる。

仕事はあるし、お腹も空く。

 

一通り泣いたあとに「風呂入ろ…」とか「アイス食べたい…」とか思うと

あぁ何て空しいひとり相撲

と現実に引き戻される。

 

この、現実に引き戻される行為を繰り返していると、段々本当に現実に戻ってくる。

 

私がくずぴを想って泣いても

くずぴは元気に彼女の家に帰るし

元気にゲームしてるだろうし

 

それは今後私とくずぴがどうにかして何とかならない限り変わることはない。

 

でも、もう向き合えないと思ってお別れしたのだから、私がどんなにくずぴとの思い出の場所を巡ろうがくずぴが好きなお酒を飲もうが、繋がりを断った状態ではどうにもならない。

 

復縁したいのなら、彼を振り向かせるために綺麗になってやる!とか、何とか繋ぎとめたいから作戦を練る、とかあるんだろうけど

 

そうでないならもう忘れるしかない。

 

無理に忘れる事も難しいし、好きな気持ちをいきなり殺すこともできない。

思いのたけをぶちまけながら泣いて暴れるしかないんだなぁと思っている。

 

今回辛かったのは私が浮気相手になってしまったばっかりに

 

友達が誰も慰めてくれないことなのだが…

 

当たり前っちゃ当たり前だし私が同じ立場でもそうするんだけど…。

 

ただ、10年来の友人は「人生1回だし後悔ないようにだけしてみれば」と言ってくれた。

 

既婚者な訳ではないし、万が一があるかも知れないし。

 

ないかも知れないけど自分はスッキリするかも知れないし。

 

下手に抑えて分かったようなことを言うのはつまらないじゃないかと言ってくれた。

 

罰は当たるだろうけど、それに不満がないのなら良いだろうと言ってくれる存在はありがたかった。

 

私はどうしたい?という結論は『もう傷付きたくない』で落ち着いたので、私はこれ以上沼に浸かるのをやめた。

 

「彼女と別れて私の元に来て欲しい」は、私が何とかできることじゃない。

 

「一生一緒にいてほしい」も、私が何とかできることじゃない。

 

「セフレでも良いからそばに居させて欲しい」とは思わない。

 

「友達に戻りたい」は、時間が経てばもしかしたら叶うかも知れないが、そこまでの過程を傷つきながら耐えることは、今の私には無理だった。

 

直接くずぴにぶつけない限り、この想いは私の中でグルグルしていくだけで

 

1人の舞台でどこにも行けずに朽ちていくのだ。

 

それで良いんだけど、滑稽だし寂しい