アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

松浦亜弥が好きだと言い出せなかった学生時代

松浦亜弥、めっちゃ好きだった。

私が初めて買ったアルバムは、好きでも嫌いでもないゆずのCDだった。

 

何となく、それがカッコいい気がしたからゆずだった。

 

イケイケのお姉ちゃんはリップラスライムが好きで、たまにカラオケでゆずを歌っていたから

 

きっとゆずが間違いないと思ったのだ。

 

松浦亜弥の歌声や楽曲が好きで、でもその頃は思春期真っ只中で

 

でも、ごまっとうの中でも可愛い担当の松浦亜弥のことを好きだとは自分で認めたくなかった。

 

「ぶりっこで男に媚びる松浦亜弥」という思春期の私のビジョンが、素直な気持ちを口にすることを許さなかった。

 

同時に、私はw-inds.涼平くんのファンだったのだが、ご存知橘慶太くんと松浦亜弥は長年の恋を実らせて見事ゴールインした。

 

2人が結婚したニュースを聞いた時は、本当に本当に嬉しかったのを覚えている。

 

私は異性に媚びる女を良しとしない人間だった。

 

まだテレビの仕事や芸能人に求められることを理解していなかった頃の私は、素直に松浦亜弥を評価することができなかった。

 

最初に松浦亜弥の存在を知ったのは大ヒットした桃色片思いからだが、私が彼女に惚れ込んだのは、100回のKISSを聞いた時だった。

 

「あっても良いと思う」が「おもぉ〜」と発音するのだが、そこが絶妙に可愛い。

 

でも、こう…滾る感じの「可愛い!」じゃなくて

少し拗ねているような、ぶっきらぼうな人の口調だ。

 

つんくの指導かも知れないけど、つんくは天才だから…!

それをちゃんと体現して、物にする松浦亜弥

そしてその歌声の確かさと透明感。

 

アルバムに入っている曲はどれも素晴らしかった。

松浦亜弥が好きだった。

 

そして、今めちゃくちゃその声が聞きたくてYouTubeで聞き漁っている。

 

年齢詐称だなんだって騒がれていたけれど、そんな数字に興味がない。

年齢なんてタダのキャラ付けだ。

そんなもので松浦亜弥の価値が傷つけられることはない。

 

私はあの時、もっと年が言っていたら結構な強火オタクになっていたかも知れない。