アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

いい女論~花沢さんとバーレスク~

自分のブログタイトルを見返して見ると、初心者恋愛奮闘記と書いてある。

 

が、恋愛への文句と下ネタしかない。

 

果たして奮闘記とよんで良いのか悩ましい所である。

 

まぁ10年恋愛市場を離れていたアラサーが感じたことを綴るという意味で、ご容赦願いたい。

 

アラサーあるあるとしては、29辺りから地雷感がすごくなり、30になった途端に婚活パーティーなどでの人気はガクンと下がるらしい。

 

去年辺りまでは、24.25の頃のおじさん達にチヤホヤされていた感覚が抜けなかった。

 

もう若くないし、恋愛市場を見てみよう!と思ったのは良い経験かも知れない。

 

同じ土俵に自分より若い子がいるのだ。

しかも、若くて可愛い。

 

若いだけで可愛いのに、半生腐女子をしてきた私とはオーラというか、生き様が違う。

 

それなりにカモフラージュしているし、リア充からオタクまで、誰に聞いても「パッと見はオタクだって分からないよ!」と言われるが「2時間も一緒にいれば分かる」とは言われる。

 

こう、滲み出る何かが違うのだろう。

 

話し方や仕草、目線などなど

誤魔化しきれない部分があるのだなぁとしみじみ感じる。

 

この立ち居振る舞いについて考えされられたのが、 先日友人に連れられて新宿にバーレスクを見に行った時である。

 

バーレスクとは…

となるとちょっと説明が面倒というか、私自身もちゃんとした定義が分からないのでこだわり屋さんはググってみてほしい。

 

多分ストリップのパンツ脱がないバージョンだと思う。

乳首もだしてはいけないルールらしいが、バーレスクのルールなのかそのお店のルールなのかは謎だ。

 

こだわり屋さんはググってみてくれ。

 

感想としては、メッチャ楽しかった。

めっちゃキャーキャー言いながらはしゃいできた。

 

友人には「アイドルファンとAV女優ファンの中間のおじさん達がたくさんいると思う。ゴメン。でもショー自体は楽しいよ!」 と聞かされて身構えていたのだが、そのハードルのおかげか思ったよりも清潔感があった。

 

むしろ、見た目はちょっとアレだが冷房の位置を気遣ってくれたり、タバコの煙を配慮してくれたりと、そこいらの男達よりも紳士が多かったように記憶している。

 

だが、友人は「今日は運が良かったんだ」としきりに言っていたので、バーレスクの客層を保証するものではないのでご了承いただきたい。

 

最後に写真撮影がokだったので、興奮冷めやらぬままシャッターを切ってきた。

 

別な友人に「バーレスク見に行ったんだよー!」と写真を見せながら報告すると「やっぱ顔はあんまり…」みたいな返答が返ってくる。

 

そうさなぁ~

 

キャバ嬢とかも、可愛い人は本当に可愛いのだが、写真だけ見たら「なんでこの子がNo,1なんだ?」みたいな人も多いと思う。

 

やはり、立ち居振る舞いなのだ。

 

踊り子さん達は、とにかく堂々としていた。

顔は普通で、脚ほそ!とか、顔小さ!とかもない。

 

だが、出すとこ出して舞台に立つ彼女たちは、メチャクチャ強そうなのだ。

性的に媚びを売る仕事だと言えばそうなのかも知れないが「この為に磨いてきた体よ!見さらせ!!」と、全力でやられると(スゲー、かっこいいー)と呆けてしまう。

 

どういう流れでこの仕事に就いたのかは分からないし、どんな気持ちで踊っているのかも分からないが、あの一夜、私たちの前でパフォーマンスしてくれた彼女たちは間違いなく楽しそうだったし、お客さん達も楽しそうだった、私はもちろん楽しかった。

 

自分がしてきたことに満足し、満足の為に磨いてきた外見なり、技術なりなのだろうなぁと感じ、「スゴイかっこよかった!」と感想を言うと「そんな風に言ってもらえると思わなかった~!」と満面の笑みで返してくれた。

 

 

通常オドオドしてる人ってのも少ないとは思うが、胸を張って自分を「いい女よ!」と全身で主張している人は少ない。

 

可もなく不可もないでしょう。

ちょっと今日は自信ないな。

私はオシャレさんですよ。

変なカッコじゃないし、流行も取り入れてていい感じ!

 

これくらいの主張が多いかなと思われる。

「いい女だぞ!」という主張はあまりない。

 

かく言う私も、中々自分を「いい女だ」とは言えない。

 

よく、友人がサザエさんの花沢さんをいい女だと言う。

 

 

 確かに、花沢さんはいい女だ。

かおりちゃんや早川さんなど、分かりやすいリア充可愛いキャラといても自分をそれと比べたりしない。

 

むしろ、小学生とは思えない気遣いや先回り思考でカツオをバックアップしたり家業を手伝ったりしている。

 

 カツオがかおりちゃんや早川さんの尻を追いかけているときだって、決して慌てたりしない。

 

リア充女子たちがサザエからカツオを救ってくれたことがあるだろうか。

 そりゃ、カツオは大体自業自得で色々被っているのだが、そこに救いの船を出してくれるのはいつだって花沢さんだ。(花沢さん回の場合)

 

 ちょっとアピールは強い方だが、カツオの気持ちが今自分に向いていないことだって意に介していない。

 

 ちびまる子ちゃんのみぎわさんも同じ気があるが、明らかに違うのは花沢さんは確固たる「個」でいるのだ。

 

他の女に嫉妬したりしない。

自分なりの愛でカツオを想っているし、それで良いと自信を持っている。

カツオに愛を求めたりしていない。

自分がカツオを愛しているから、それで良いのだ。

 

強い…カッケーな花沢さん 

 私は今、花沢さんを目標に生きる事を決めた。

 

 私は自信がある女の人が好きだ。

見ていて清々しい。 

 

それはあくまで絶対的な意味で自分に価値を見出している人で、決して誰かを貶めて自分を上げるような人ではない。 

 

最近、私がそんな思考から離れてしまっていた気もする。

反省である。

目指せ!花沢さん!