アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

オタク、自分を何かのキャラだと思ってないか?

仕事場のおばさんは、良い年こいてぶりっこだ。

 

効果音を口に出したり、語尾に「にゃー」をつけたり…50間際でそれはアンタ…と思うのだが、最近気がついたことがある。

 

この人、自分を何らかの動物キャラだと思い込んでる…?

 

何か話すとき「私ねこ科だからさぁー」とよく言っている。

 

そして私や周りの人間も、何やら動物に例えて話している。

 

あ、もしかしてこの人、何か頭で思い描くキャラがあってそれになりきってる時があるのか?とピンときた。

 

何を隠そう、私もそう言う時があるからだ。

 

特に恋愛している時などは「カァアッ///」って思ったりするし、BLの受けを思い描きながら反応してしまうことがある。

 

コレが正解なんだろ?(正解じゃない)と思い込んでいる。

 

だってBLではアレが正解なんだ!!

あぁ言う場で1人で思い悩んで涙してれば攻めが探しに来てくれるんだ!!

 

遠慮して「俺なんて…」って言っとけば、攻めが「何でちゃんと言わねーんだよ」って強引にして欲しいことを聞き出してくれるんだ!!!

 

BLではそうだったのに!!

 

と、何度も自分の中の受けに騙され続けてきたが、世の中のコミュニケーションは全然ドラマチックでも何でもなく

 

リアルな人にはキチンと自分のニーズを伝えなければ無いものと同じと言うことを学んだ。

 

私の中のキャラのモノローグなんて誰も読んでいないのだ。

 

読むことなど不可能だ。

何がカァアッ///だクソが。

 

その一方で、Twitterやら何やらは非現実的な諸々が溢れかえっており

 

みんな物語性を求めすぎて頭おかしくなって来てるところはあるって感じ。

 

で、おばちゃんに話を戻すと

おばちゃんの痛々しさは、おばちゃんの中だけのキャラを臆することなく外に出してしまっている事である。

 

私はおばちゃんの一面しか知らないから、断定するのもどうかと思うが

 

奔放な良い女キャラ・バリキャリキャラ・小さいけど攻撃力が高い猫っぽい小動物

 

がオバちゃんの中の自分のキャラだ。

 

良いんだよ

良いんだけどさ

 

おばちゃんさ

見た目がもうおばちゃんなんや…

 

何はともあれ、おばちゃんなんや…

年齢もおばちゃんなんや…

 

私もまだまだ世間の一般常識に踊らされてるのかも知れない。

 

おばちゃんは本当におばちゃんが抱いているキャラ通りの人なのかも知れない。

 

でも、私とおばちゃんの関係からは、それらの説得力が一切ない。

 

おばちゃん、目を覚まして…!

 

そして私の中の受けは永遠に眠れ