アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

「イタイ人」は自分規準とその自覚の有無で出来上がる

職場のおばちゃんがイタイ。

 

彼女がイタイことは分かっていた。

分かっていたけど、特に邪険にすることもないと思っていたのでソコソコ相手をしていた。

 

なのだが、彼女のイタさが月日を重ねるごとにひどくなって行くので、最近は私も対応を考えてしまう。

 

距離を置くことは決めているのだが、折角だから何故イタイと思われてしまうのかを彼女の観察によって導き出してみようと試みた。

 

一例だが、天気予報で「そろそろ花粉が飛び始めるので対策を始めましょう」と言っていた。

 

世間話でおばちゃんにその話題を振ると「花粉なんか先月から飛んでるよ!」と始まり、いかに自分が花粉や埃がダメな繊細な人間なのかを語り始めた。

 

私も花粉症だが、まだ何の兆候もない。

気象予報士の「そろそろ対策を」は、私のような大多数の通常の花粉症の人に向けてであって、重症の人に向けてのものではないと思う。

 

おばちゃんは大体このパターンで、どんな話も自分規準で自分語りに持って行ってしまう。

 

「私花粉症ひどくてさー!もう先月からズビズビなんだよー」で良いじゃないか。

なぜ気象予報士ポンコツみたいな言い方をわざわざするんだ…。

 

事例2

 

社内の自販機の事務手続き?に関して責任者の男の子が相談に来たときに

 

「いらないって言ったじゃん、私使わないもん」と宣った時は、他の人は使ってるみたいですよ…と言いたくなった。

 

会話の主語が自分すぎるだろ…。

 

  • 私は他人に興味ないアピールがすごい

老若男女ともに、他人に興味がないと言う人ほど興味津々だ。

 

私の喪女友Cが「世界一の男好き」と豪語しているが、全く男性に興味がないのが良い反対例だと思う。

 

興味があるのに素直に言えないし、多分本人も自分にフィルターをかけているから本当に興味がないと思い込んでいる。

 

人にツッコミも入れさせない所は、結構イタさと通じているのかも知れない。

 

  • 見下している相手と同じ土俵で戦っていることを自覚していない

おばちゃんはハイソな自分が大好きなのだが、なんちゃってお嬢様や自称お嬢様育ちのドラえもん型デブの別部署のお局といつも張り合っている。

 

単純に彼女たちが嫌いで悪口を言うなら全然気にならないのだが…

 

「信じられないよね!?あの人お嬢様育ちなのにこんな事してたよ、私は潔癖症でアレルギーだからウンタラカンタラで本当に信じられない」

 

「私は興味ないのにこんな事で張り合ってくるんだよ!下らないよね!でもまぁ私の実家は総資産何千万のナンチャラカンチャラでそのブランドよりもコッチの方がドータラコータラ」

 

いや興味ないわ

どっちにも興味ないわ

 

本当隙あらば自分語り挟み込んできやがってそういう芸か!?

 

本当に興味がなければマウントを取られたことに対しても気がつかないし、気付いたところでその土俵に乗らないこともできるのだ。

 

あなたはお相撲さん、私は空手家。

闘う場所が違いますね!

 

とか

 

あなたはちびっこ相撲、私は横綱

同じ土俵では戦いませんよ。

 

とかあるじゃん?!

(でも横綱はちびっこ相撲の土俵で戦ってくれるかも知れない。そして負けてくれるかも知れない)

 

気に喰わないなら相手にしなきゃ良いのに、良い顔してウンウン聞いちゃう所がまたおばちゃんのイタイところなのだ…。

 

  • フィルターがスゴイが掌返しもスゴイ

おばちゃんは「認知バイアス!」と言うのが大好きなのだが、おばちゃんもバイアスがすごい。

 

とにかく初見の相手はボコボコに叩く。

 

あの人は使えないあの人は不潔だあの人はうるさい品がない仲良くなれないその他諸々。

 

メッチャ人に興味あるやん。

 

私や私の友人は、自分が1番信用ならないことを知っている。

 

今日言ったことが明日にはひっくり返るかも知れないから、あまり日々過激なことを言うのは危険だと分かっている。

 

特に対人の評価は、昨日ボロカス言ってた人をあるきっかけで好きになるかも知れない。

逆もまた然り。

 

なので、自分の中でその人の人物像が見えていない段階で、他者にジャッジを報告すべきではない。

 

私は熟考し切らず意見がコロコロ変わる人間を「イタイな…」と冷たい目で見てしまう。

 

  • 30過ぎての実態のないモテ自慢

おばちゃんは四捨五入したらもう50だ。

自分への戒めとしても書いたが、30過ぎてモテ自慢はヤバい。

 

しかも、同年代に向けてではなく、ひと回り違う私やもっと下の大学生に向けても

 

モテの匂わせをするのは本当にイタイ。

 

いや、あんた結局嫁に行ってないじゃんと。

 

「自分が選んで独身をしている」とは言っているが、結婚することを見据えて将来設計してるじゃん…

 

行きなよ…その自分に夢中な数々の男の中から1人選んで役所に紙出すだけだよ…

 

などなど

 

おばちゃん、どれか一つでも良いから自覚してくれ。

おばちゃん、もっと素直になってくれ。

 

もう50だからちょっと難しいとは思うが、どうかおばちゃんに幸あれ…。、