アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

趣味、恋愛って言え

私は去年、よく出会いの場に赴いた。

 

何回行ったかは忘れた。

途中からは半分趣味と化していた。

 

初対面の人と会うのが好きな私は、街コンなんかは結構楽しかった思い出がある。

 

必要最低限の友達としか連絡先を交換しない主義を覆し、とりあえず連絡先だけでも交換するかと一念発起、去年だけで20人くらいしかいなかったLINEの友達が90人になった。

 

だが、ほぼ使ってないしブロックリストもハンパなく増えた。

 

実質20人と何も変わっていない。

そんな私はもちろん今だに彼氏はいない。

 

世の中には恋人が途切れない人種がいる。

それが世の主流のような雰囲気があるので、良いことと捉えている人が多いのだと思われる。

 

それは別に構わない。

 

だが「恋人がいる事が私の人生を彩り豊かにするものなのだ」と豪語する人は少ないように思われる。

 

みんな何と無く「そういうもんだ」と思って漠然と恋愛しているのではないのか?

 

「恋愛が楽しい!」とか「恋人がいないと日々に張り合いがなくて化粧もダイエットもする気が起きなくてトロールみたいになっちゃう!」とか

 

言い切る人ってあんまりいない。

 

「恋愛って何でするの?楽しいの?」と聞くと

「そんな良いもんじゃないよ〜!」と返ってくる。

 

楽しくないなら何で恋人を作るんだ?

別に好きじゃないならなんで付き合ってるんだ…?

 

好きじゃなかったら頼まれても付き合わなければ良い

 

嫌になったら別れれば良いと思うのだが、そうもいかないらしい。

 

言いたい事も言えないこんな世の中なのか…?(ポイズン…)

 

だがきっと、不満はいるけどなんやかんや好きなんだろうと想像できる。

 

ちょっと良いなと思ってるし、今特段好きな人もいないから付き合ってみるかって思ってるんじゃないのか??

 

楽しいから異性といるんではないのか?

 

それが社会的なステータスを求めた結果であっても、何かしらメリットがあるから恋愛をしているのだろう?

 

世の人々はちょっと自分に素直じゃなさすぎじゃないか??

 

好きなら好きで良いじゃない

常々恋愛してたいならそれで良いじゃない

 

「彼氏が途切れたことがない」と豪語する子も、恋愛の楽しさを聞いても具体的に何が良いかは教えてくれない。

 

「何かアッチから寄ってくるから〜」と

と、自分はあまり乗り気でない趣旨の返事をよこす。

 

趣味:人間観察とか言って講釈たれてるよりも、趣味:恋愛です!と言ってくれた方が清々しい。

 

やる事が特にないから恋愛してる

良いではないか。

それはもう、立派な趣味だ。

 

趣味恋愛と言い切る人がいるならその人に聞いて見たい事も沢山ある。

 

私の趣味は今失われていて、去年までの趣味は出会いの場に赴く事だったが、いかんせん疲れるのでやめてしまった。

 

恋に落ちようと思っても落ちられなかったので、趣味恋愛までは行けていない。

 

いま現在の趣味はブログを書く事くらいだ。

 

これと同じ熱量で恋愛に興味を傾けているなんて、素晴らしいじゃないか。

 

私も恋愛に興味があってこういう記事を量産しているのだとは思うが、私がココで掲げている趣味:恋愛は「常に異性と繋がっている事が日々の楽しみで生きる糧である」という定義の元である。

 

私の場合は「恋愛によって起こった感情やカルチャーショックを綴る」のが目的なので、恋愛そのものというよりも、そこから起こる様々な事象や情感が興味の対象ということだ。

 

モテなそうだ。

 

 一度、恋愛至上主義のクソみたいな先輩に「私男の人があんまり好きじゃないんですけど、恋愛って何でするんですか?」と聞いた事がある。

 

ブサイクなのに恋愛について語りたがるので、語らせてやろうと思ったのだ。

 

返答は「恋愛なんか面倒くさいっしょ!俺なんか前付き合ってた人にさぁ〜」と武勇伝を語り始めたので『こういう所がクソな所以なんだよなぁ』と思った次第である。

 

Q,何で恋愛するのか

A,面倒くさい

 

答えになっていない

 

でも考えてみると、面倒くさいのにしているのだから、やはり彼の趣味は恋愛なのかも知れない。

 

いつか出会ってみたい、趣味:恋愛 と言い切る人に。