私が度々想い人に思うことである。
磨き上げられたヒモぢからなのか、彼は欲しいとは言わなくとも、何かを与えられる機会が多い。
あげたくなるような魅力があるのよと言われたらそれもそうなのだろうが「YESかNOか?」と聞かれたことに対する反応も遅い。
欲しいものは自力で勝ち取る
負ければ手に入らない
いい塩梅を見極めて家族の均衡を保つ
そういう立場にいた真ん中っ子きかんぼ女子の私には、羨ましいと同時に憎たらしい。
何をシレッと受け取ってんだテメーはと、イラッとする笑
人として何となく似ているとお互い認識しているが、彼には闘争心がない。
諦めも早い。
というか、何も欲していないのだろうと思う。
もらえれば「わぁ、嬉しいなぁ」とは思うし言うが、それ以上でも以下でもない。
生きる気力が乏しいというか…
何だかこう書き上げていくと、私この人のことあんまり好きじゃないのかも?とすら思えてきた;;
私が1番好きじゃないのが主張しない人種だ。
それは責任の放棄。
求める権利の放棄だと思うから。
主張しない者は憐れみの対象にはならない。
のたれ死んでも、そいつが主張しなかったからいけないのだ。
なんだか、こんな無気力人間が懐いてくれたのが嬉しかったのかな…とすら思える。
冷静になると、この人こうやって生きてきたし、こうやって生きていくんだろうな。
与えられるものだけに満足しながら、何となく…
それって私が1番面白くないと思う生き方だな…。
そんな人に上げ膳据え膳で自分を差し出す価値は、ないのかも…?
なんか薄々感じてたことを文字としてまとめてしまうと、本当に冷静になってしまうな!?笑
終わらせようとして終わらせた数年ぶりの恋だったが、まぁ、こんなものだろう。
彼が自ら欲しいと手を伸ばすような女は、一体どんだけ甲斐性もちなんだ笑
それか、上げ膳据え膳しちゃったんだろうなぁ。
私には出来ない。
よい友達として、ゆるやかに繋がっていよう。
年の瀬に片付ける、1ヶ月の盛り上がり恋愛だった。