アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

恋愛の始まりは2種類ある

異性を完全に異性としている人種と、そうでない人種がいる。

 

私は異性を完全に異性として見ている。

友達から入って、恋愛に発展するか否かなどない。

 

恋愛にならないなら友達、とかない。

 

私が異性に少しでも気を許したら、もうそれは好きなのだ。

 

そうでない人種に捕まってしまったのかも知れない。

 

私は好きじゃない人にそんなこと言わない。

私は好きでなかったら、ちゃんと好きじゃない態度を取る。

 

でも、私が好きな人にしかしない、言わないことを出来てしまう人種がいることを、学んでいる…。

 

冗談のつもりなのか?

これが普通なのか?

みんなこんな事してんの?

 

そりゃ私モテないわけだよ!

 

辛い。

 

長文の日記も書けないしツイッターではポエム書いてるし最悪だ。

 

最悪最悪最悪だ。

 

顔が好きじゃない人が好きだなんて??

毎日好きな人のことを好きだと思いながら生きている。

 

コレって幸せなんじゃなかろうか。

 

しかしながら、私はいつも戸惑っている。

彼の顔が好きじゃないからだ。

 

好きになる人の基準は、何よりも顔を最優先にしてきた。

 

何は無くとも顔が好きなことが大切だった。

 

顔が好きじゃないけど好意を抱いたのは、セックスをしてしまって好きだと思い込んだセフレ君で体験したが、今回はそうじゃないから戸惑っている。

 

話していて楽しい。

沢山笑うし、思ったことを何の躊躇いもなく言える。

 

全然タイプじゃない、というわけではないのだが、こんなに毎日何回も好きだと思うほど好きなのか

 

怖い!

 

学生の時みたいだ。

 

元々男性が得意じゃないから、顔が好きで片想いをしていた男性と話していても別に楽しくなかった。

 

セフレ君だって毎週会っていたが、別に楽しくなかった。

 

この人は何でこんなに楽しいんだろう。

ロクな話はしてないのに、話したいことが沢山ある。

 

彼女もきっと、この人とこんな風に過ごしているんだろう。

 

この人に居心地の良さを感じる人は沢山いるんだろうと思うと、やっぱりシンドイ。

 

楽しいんだけど…

 

私は好きな人としか親しくしたくない人だから、あまり近くならないでほしい。

 

何やかや言って、社交的なんだと知っている。

私は異性の友達なんかいないのだ。

 

あなたとこんなに楽しく話せているのは、好きだからなんだよと、言うことも出来ない。

 

好きすぎるとヨダレが出るらしい

相変わらずポエムが止まらない。

何とかしてくれ。

 

好きな人の香りがするとムチャクチャよだれ出るんだけど何?!こわ!

生理現象こわ!!!

 

最近甘えられる事象が発生していて、ダメ男の魅力こわ!!

 

やめろ!これ以上好きにさせるのはやめろ!!!

 

突然好きになったから突然冷静になるかと思ったけどそんなことはなかった…

 

困った…

 

一言一句に期待してしまうの本当に馬鹿みたいだしやめたいから、毎日自分に「冷静になれバカ!!」ってやらなきゃならないのが辛い。

 

期待する度に「でもこの人はこれから私以外の女がいる場所に帰るんだぞ」って思わなきゃならないのも辛い。

 

彼女もきっと私より若くて可愛いんだろうなって思うのも辛い。

 

これだから恋愛なんて嫌いなんだ。

 

 

好きは理屈じゃないらしい

多分いま好きな人がいるのだが、30歳になる私には理屈抜きで好きになるのは怖すぎて、好きだと認められずにいる。

 

将来を考えなくて良いなら全然片想いを楽しむのだが、どうせ付き合うなら結婚したい。

 

私は結婚したいのかと、ここ数ヶ月で気付いてしまった。

 

もし、振り向いてくれたとしても、その人との将来が考えられない。

 

理屈抜きで好き!だけで恋愛できなくなったのだな…と、遠い目をしてしまう。

 

相手もいい年だし、いつどこぞの誰かと結婚してしまうか分からない。

 

そうなったらショックだろうなと思うのだが、相手の職業や年収を思うとほぼ私が養うことになってしまう。

 

そんな甲斐性は流石にない。

 

せっかく人を好きになりかけているのに、手放しに没頭できないのはつまらないものだ…

 

あーあ

 

 

 

誰かに選ばれるなんて

盛大に結婚式を挙げても離婚する夫婦なんて沢山いる

 

指輪を交換しあっても別れるカップルもごまんといる

 

何年も一緒にいても離れていく可能性は0じゃない。

 

恋愛でも、友情でも家族でも

 

永遠が信じられる事なんて何もないけれど、これから50年近くひとりぼっちで生きていくのか?と思うと怖い

 

今はまだ良い。

40になったら?

50になったら?

 

兄弟はそれぞれの家庭を持つ

親は先に死ぬ

 

私はどこに行ったら良いんだろう。

 

誰かにたった1人の人として選ばれたい。

でも、私は自分が誰かを選んだことがない。

 

キチンと経過を通して選んだことがない。

 

人と関わることにおいてこんなに半人前で、正しい選択が出来るんだろうか。

 

元彼の結婚

ここ最近で一番ガツンときた事件である。

「この人のこと好きかな?」と疑問を抱きながら、でも一番長く付き合っていた元彼が結婚していた。

かなり前に笑

 

本人から数年ぶりにご報告をいただき

(何故このタイミングで…?別にいらねーしその報告)

と思いつつも、その日の午後の仕事は全く身が入らなかった。

 

彼のことが好きかどうかは今でも自信がない。

私の鋼のプライドが彼を好きだと思うことを拒んでいたことと、彼のしゃらくさい価値観を小バカにしていたことがあり、好きだったか?と聞かれると本当によく分からないのだ。

 

だが、秋になるといつも彼といた日々を思い出す。

まぁ、まともに付き合った記憶が彼しかないのだから、ひと肌恋しい時に思い出すのが彼しかいないのも当然だ。

 

つい「何だかんだ良い思い出だったな…大事にしてもらってたし。何でお返しできなかったんだろう私のバカバカ!」とか思ってしまうが、冷静に振り返れば別にそんなに大事にしてもらってなかったし、私たちは多分お互い「コイツのこと好きなのか?」と思いながら一緒にいた。

 

何なら塩対応を受けていた彼の方が冷静だっただろう。

 

 

惰性に惰性を重ねたカップルだったな。

 

そんな元彼が結婚した。

私と付き合うより前から、ずっと好きだった人だそうだ。

 

何だか「良かったね!」と思う気持ちは本物だが「私のことはそこまで好きじゃなかったよね」とか「やっぱ本当にご縁がなかったんだろうな」と、毎年思い出していた身としてはいささかショックなのだ。

 

だが、私が熱烈に来ていた頃の彼の気持ちに相応に応えていたら変わったのだろうか、と思ってしまうこともあるのだが、その時そうしなかったのだから、当時の私にとってはそれがベストだったのだろう。

 

あの時の合コンの彼を繋いでおけばとか

あの時ちょっとでも異性の潔癖症を克服できていたらとか

 

若かりし頃の後悔がポツポツ浮かぶ。

 

このショックが

・元彼が好きだったからなのか

・持ち駒として元彼を水面下で数えていたからショックなのか

・私も結婚したいという気持ちなのか

・元彼はきちんと恋愛できる人で、それに応えられなかった上に無下にしてきた自分の欠陥を憂うものなのか

なんだか色々ありすぎてよく分からない。

全部な気もするし、もっと深くに何かある気もする。

私は一体何に怯えていて、何が不安なんだろうか。

何だか漠然と、ショックだとしか言いようがない。

 

夏の出会い月間の在庫は、来年に持ち越す程のものでもなかったので一掃した。

もう年が変わる。

来年私は30歳になる。

 

30代は楽しいらしい。

今も楽しいのに、どうなってしまうのか。

 

早くこの恋愛至上主義から抜け出したい。

私にも何かあったらいいのに、仕事でも、趣味でも、恋愛でも、何か集大成が。

おまじないの効力

良い歳しておまじないの話を書くことになるとは思わなんだ。

 

と言っても、学生の頃にやる

枕に好きな人の写真を入れる

とか

好きな人の名前を消しゴムに書いて使い切る

とか

その類のものではない。

 

近所にある小さなバーに春先から通っているのだが、そこのマスターに今週の私のガッカリニュースをお伝えしていた。

 

すると、悪い縁を断とうということで、北を向いて2人で厄除けを念じながら酒を飲み、私に向けて3点指差し確認みたいなのをやってくれた。

 

どういった効果があるのかは謎だが、エンガチョみたいなものかな?と思っている。

 

何となく良いお酒は悪い気を清めてくれる気がするし、そういう指を使ったおまじないみたいなのも私は好きだ。

 

何を信仰しているわけではないが信心深い性質なので、純粋に「なんか良いことある気がする〜!」みたいな気持ちになった笑

 

こういうのは自分でやっても良いが、程度はどうであれ「他人が私を思ってやってくれる」というのが効いてる気がする。

 

お酒は居酒屋メニューしか知らない私に、マスターはいつもリキュールの説明をしながら何が美味しいかを教えてくれる。

 

何となくイメージでしかお酒を頼まない私に、提案しながら美味しいものを作ってくれる。

 

それが商売だと言われればそうかも知れないが、それでも話しをしながら一緒にお酒を飲んでタバコを吸う時間を楽しく思う。

 

元ヤンだけど良い兄貴だ。

ほぼ2ヶ月に1回くらい行く程度だけど…。

 

少しでも良いことがあるように、誰かが願ってくれることが、何よりのおまじないだなとしみじみした秋の夜長である。