アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

執着だと分かりつつ

前の日記で彼の家庭が欲しいとのたまっている。

 

本能の私は「彼と結婚したい!もう結婚は望めないなら彼の赤ちゃんが欲しい!」とまで思って暴れているのだが

 

理性の私は「いや、いらんだろ、普通に考えてこんなドクズの子供いらんだろ。生んでどうするんだよ。てかセックスの相性悪いだろ」とツッコんでいる。

 

そう、私たちは恐らく相性が悪い。

セックスだけでなく、人としても相性が悪い。

 

仲良くなったきっかけは味覚が近しいことや趣味が合ったこと、思考回路が似ていたこと等々あるが、もっと根っこの部分が噛み合っていない。

 

倫理観だったり、対人の考え方だったり、お金の使い方や安らぎを覚える部分。

きっと一番大切なところが合っていない。

 

それが分かっていても彼と離れられなかったり、まだ彼との家庭を望んでいるのは、間違いなく執着以外の何物でもない。

 

初めてこんなに人を好きになった。

初めて帰り際に離れ難くて何度もキスをねだるようなことをした。

 

名前で呼べないことにもどかしさを感じ、前世のつながりすら信じたほどだったが(私的には母子だったんでは?と思った)絶対前世はつながっていないと今なら断言できる。

 

だってこんなにも気が合わない。

 

好き全盛期の時には「このまま溶けて一つになっちゃえば良いのに」と思っていたが、今は「何でこんなに真面目に自分を律して生きてきた私がこんな甘ったれドクズ野郎と一つになるんだよ」と、冷静な時は思える。

 

私は初めてこんなにどうしようもなく人を好きになったのだ。

でも、上手くいかなかった。

この恋心を殺したくないなと、ずーーーーっと願っていたのだが、そろそろ潮時だ。

 

これから物理的に離れることは決まっている。

寂しいな、と思うが、寂しさに縋っていても前には進めない。

寂しいで飯が食えたら警察はいらないのだ。

 

彼にとっても、良い機会だろう。

どうせ浮気を繰り返す男だ。

浮気の収め方は彼の方が上手なハズ。

 

私は頑張って拒否するしかない。

この拒否が難しいのだ…

 

男でも女でも、拒否をするのは疲れる。

受け入れてしまった方がラクなのだが、もしまだ続けようとするのなら、頑張って拒否しよう…。

 

どうかもう何もありませんように。

もう終わりますように。

 

どうかどうか…解放してくれますように。