アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

NOと言える日本人

私はNOが言えない人間だった。

NOには何か正当な理由が必要だと思っていたので、NOは面倒だと思っていたのだ。

 

なので、面倒な思いをしてNOを伝えるくらいなら、多少我慢して時間なりお金なりをかけても良いと思っていた。

 

しかし、この2ヶ月程である真理に辿り着く。

 

 

 

別に、理由いらなくね?

 

お断りするのに理由いらなくね?

 

例えば何かのお誘いを受けた時

「その日は〇〇があるからゴメン!」と断ると「じゃあ別な日にしよ!」とか始まってしまう。

 

「今日はちょっと体調不良で」というと、また「じゃあ別な日に…!」となってしまう。

 

何にNOをしたかって、某有名なねずみ講の商品購入のお誘いを断ったのだが

 

「今お金なくて」とか「まだ家で使ってる物があるから」とか言ってしまうと、簡単に対策が出来てしまう。

 

なので「何かピンとこなかったので」でお断りした。

 

正当な理由もソレっぽい理由もいらない。

 

ただ、いらないと言うことだけを主張しようと思った。

 

全否定するのはアレかな…とか思って『今回は』と付けてしまうと、次があるっぽくなってしまうので

 

耳障りの良い言葉も付けない。

 

ただ、相手の方と険悪になったり縁を切りたい訳ではないので

 

「お心遣いをありがとうございます」とは伝える。

 

そこから先、私とその人の関係がどうなるかは分からないが、商品を介さない関係でも良いと思ったら関係は壊れずにいてくれるだろう。

 

ちょっと成長を見せる、大崎31歳。