人のものを取ってはいけない
というのは当たり前なのだけれど、浮気は果たしてどうなるのだろう。
私とくずぴのことは、あくまで2人の問題な気もするし
くずぴと彼女のことは、あくまでそちらの問題な気がしている。
くずぴは彼女のものか?というと、くずぴはくずぴ自身のものじゃないか。
子供がいる場合は1対1の関係ではないから(2人で責任を取るべき生物を所有しているという意味で)彼と奥さんの問題だから自分には関係ないとペロっと不倫している訳にはいかないが
法律で縛られた関係でない場合は、それは個々人の問題で良いのではないだろうか。
自分の正当化だろうか。
でも仕方ないよね、好きなんだもん。
好きなのか?
好きというか、今時点での私はこの人と完全に断たれるという選択をしたくない、というのが選んだ道だ。
好きだよと言いたいから言うし、会いたいから会うし、会いたくないなら会わないし。
今の素直な気持ちを言うと、くずぴとの関係がどうなろうとどうでも良いというか
あるのは関係性ではなくて個体としての私たちしかなくて
そう思うと気が楽というか
「私たちの関係ってなんなの?利用されてるんじゃないの?きっとこんなこと続けてたらバチが当たる!」とか、ワーーッて考え事しなくて済む。
どうなりたいとか、落とし所は考えず、ただ「今」繋がっているだけで、ソレは多分悪くない感情だと信じることだけかな…と。
思ったより愛されてる、ってずっと言い聞かせている。
事実、多分思ったよりこの人は私の事が好きだ。
彼女より?とか、何番目?とかはあんまり関係なくて、私が思っているよりずっと愛されてるのが大切で、それを嬉しく思うのが大切なんだと思う。
そして、私はくずぴに好かれることはあんまり考えないことにした。
くずぴに限らず、他者との関係は「今の気分の延長線上」にしかなくて
いつでも切れたりなくなったりするものだ。
何となくゴールや正解を決めずに関わると、不思議と穏やかに接することができるようだ。
くずぴと彼女が結婚するとか言われたら、やっぱりガーンってなるんだろうな〜とは思いつつ
その時はガーンってしよう…とだけぼんやり考えている。
私の物語のくずぴの章が終わるだけだ。
生きてる限りは生きねばならない。
多分、今時点でのガーンだろう。
やっぱり自分を正当化してるんだろうか…笑
ちょっと、今どっちつかずでいる。