5/22の日記が下書きに残っていたので供養する。
まだ、くずぴが大好きで大好きで気持ちを手放せない時のものだ。
何気なく画像フォルダを遡っていたら、まだくずぴの存在を認識している程度の頃の写真が出てきた。
変な髪型でぎこちない笑顔でピースなんかしちゃって
「あ、まだ猫被ってる時のくずぴだ」
と笑ってしまった。
全然カッコよくないなぁ、この人…としみじみ眺める。
何度か言っている気がするが、私がくずぴを「好きだな」って思ったのはくずぴが髪を切ってきた時だった。
それ以前から、この人といるのは心地よいとは感じていたが
「あ、この人の事好きだな」と思ったきっかけはソレだった。
心地よいのは、まだくずぴと私が「仲良しの同僚」の枠の中にいたからで、「職場」という舞台の上だからこそ「特別な関係」は進んでいったしまったのだと思う。
その枠を外れだした時、彼の倫理観やファッションセンスやお金の使い方なんかに、私は疑問を持ち始める。
でも、職場の舞台に片足を置いている状態だから、彼のどこまでをジャッジして良いのか分からない。
その上相手は彼女がいて、私は彼を引き取る覚悟もできていなくて、彼が欲しいのか欲しくないのかもよく分からないまま
くずぴがいなくなる空白に胸が潰れてしまいそうで
何度か拒絶したり離れたり、でも縋りついたりしながら半年ほど過ごしていた。
自分勝手な愛だな、と思いつつ、でも彼だって自分勝手に私との時間を過ごしてきたのだからおあいこだ。
彼を知り尽くすことは怖かった。
嫌いになってしまいそうな気がして。
心地よい、職場の中で唯一分かりあえる、この籠の中にいる間は特別な関係で完結したかった気がする。
仮に彼が私を選ぶ未来があったとして、彼と一生を共にすることなんて果たしてできたんだろうか。
今このブログを書いているのは、彼を忘れかけているからではない。
今すぐにでも「私のこと嫌いになった?」「離れないで欲しい」「都合が良い関係でも良い」「許して欲しい」と連絡してしまいそうだから、冷静になりたくて書いている。
また一緒に楽しく日々を過ごせるなら、どんなことでもしてしまいそうだ。
それはきっとまた自分を追い込んでいくだけだから、せめてココで彼への想いを発散している。
私はまだ、くずぴが大好きなのである。