アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

総スカンを喰らう経営者の何が嫌いなのか考えてみた

私の会社は、いつだって寒々した空気が流れ、チームはまるで傭兵集団…

 

昭和のブラック企業のように、上司の悪気のないハラスメントと管理できない管理職への報告義務だらけのベンチャー企業だ。

 

イケてるスタートアップ(笑)を目指しているはずなのに、ドンドン時代と逆行していく悲しき会社である。

 

経営者は、悪い人ではない。

悪い人ではないのだが、あまりにも人心を掌握する力がない。

ただ、見た目は良い方だし本人は分かりやすく悪人でないとなると、何でこの人についていけないと思うのかなー?と不思議なのである。

 

助けてあげたいと思えないというのだろうか。

不思議だなぁということで、暇つぶしがてら考えてみることにした。

 

まずは私が経営者に抱く感情を書き起こしてみよう。

  • 信用できない
  • 話していて楽しくない
  • 受け答えがトンチンカン
  • 支えたいと思えない

最近絡んでいないので、ざっとこの4つになる。

 

何でこう思うんだ?というのをさらに深堀ってみよう。

信用できない

何で信用できないか?

方向性が二転三転する。

それは良い。

小さい会社なんだから、いろんな事を試してみれば良いと思う。

 

なのだが、二転三転した施策で反省することがない。

ナゼこれを止めたのか

何故これが良いと思ったのか

それを毎回スッカリ忘れてしまって、止めようとも全く聞き耳を持たない。

 

そして、自分で出した施策をボロクソ言う。

「それは貴方がやるって言ったから私たちが試行錯誤して、時には残業して、良いものにしようとして頑張ってやった結果なんだけど…?」と、虚無感しかない。

 

そして、それによって良い結果が得られても誰も褒められない。

口先のお礼はあっても「私たちで頑張った結果だね!」と共に喜びを分かち合うようなことはない。

 

本人はそんなつもりないのかも知れないが、少なくとも初期メンバーのおばちゃんと私はいつも2人で小さな喜びを手を取り合って喜んできた。

 

3人で頑張っていたのに、1人のおばちゃんは辞めてしまった。

 

もう1人のおばちゃんは、チームの空気がギスギスしていくにつれて私たちの仲も寒々しいものに変わっていってしまった。

話していて楽しくない

経営者と仲良くする必要があるのか?とは思うが、悪いよりは良いだろう。

小さな会社なんだから余計、この人の理想に共感してブランド力も経済力もない会社に入社したのだ。

その理想を掲げた人間が話していて楽しくないのは結構致命的だと思う。

 

私が武士思考の人間だからかも知れないが、殿様にはカリスマでいて欲しい。

「殿のために頑張るぞ~!」と思うタイプの人間な上に、つまらない人間は嫌いだ。

一緒にいるだけ時間の無駄だ。

「この人経歴だけは立派だけど、なんか言ってることが面白くないな」

と思わされると、ちょっと無理だ。

良い大学を出て有名な企業で働き、海外にまで出て行ったんだから人より知識や経験が多いはずの人間なのに、つまらないって一体何をして生きてきたんだろうか?

 

互いが分かる言語で話せない(無駄なビジネス用語とか)時点でアウト。

会話が下手(形骸的な質問事項)。

私に興味がないのならわざわざ私の時間を奪ってまで話す場を作らないでほしい。

自分の価値観と他人の価値観が違う可能性に気付けない。

 

書いていて色んなダメ出しが出て来るなw

 

受け答えがトンチンカン

人の質問の意図が理解できない。

 

偏差値が高い人にクソバカな私の言ってることは伝わらないかな///

と、図を描いたり同じ言語で話してみたり()3歳児でも分かるように話してみたり、様々試してみたが、ほぼスッとは伝わらない。

 

やっと伝わった!と思ったら、蛇足的にこちらをイラつかせることを言う。

「え、いま私があなたにクレーム言ったんですけど?反省0ですか?」とイラっとくる。

 

それが私が出した怒りのクレームへの返事ならまだ良い。

 

「それに関しては負けましたけど、あなただってこういうトコありますからね!」

みたいな反論をしてくる。

 

偏見に満ちた文句だとは思うが、日本有数の高偏差値を誇る大学を出たくせにこんなバカみたいなことを言うのか?と不思議になる。

良い大学を出るとこんな言い方をされちゃうなんて、大変だなぁ

 

支えたいと思わない

まぁ、上記3つの見出しの通りで私の気持ちは完全に冷めてしまっている。

一緒に会社を大きくするために戦う同志として、全く認められない人になってしまった。

 

 

支えたいとは、この人に喜んでもらいたい!この人が困っていることを掬ってあげたいと思えることだと考えている。

 

一個人に思うのはどうなのかとも思うが、私はさっきも言った通り下級武士のような人間なのだ。

 

俺たちの殿は最高だぜぇーーー!!と思ってたいし、殿には理想や情熱を掲げていてほしい。

 

 

殿の崇高な理想に惹かれてここに来たが、実際は社員を見下し、バイトを見下し、顧客も外注先も、何もかもを自分の理想のために動かす駒だと思っている人だった。

 

私の会社の経営者には、商売の才能が多分ない。

頭は切れるのかも知れないが、アイディアもチャレンジ精神もサービス精神も、面白味も慈愛も何もない。

 

ただの悪ふざけにしか見えない運営をしている。

 

信用できない人間に対して、人はこんなに冷たくなれるのか。

しかも、冷たくなろうとしていない人でさえスーッと無意識に目をそらしてしまう。

 

学生の時にもあったなぁ。

こういうヤツと関わると、ロクなことがないのだ。

 

それにかの人が気付いているのか分からないが、いつも当事者意識がないから難しいだろうなぁ。

 

徒然なるままに書きなぐった。