アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

嫌なことこそ学びがあるらしいが…

新年になった。

 

今年もまた始まって終わっていくのだなと、既に終わることを考える年末らしくない年末である。

 

相変わらず私と想い人は変な距離感を保ちながら繋がり続ける日々である。

 

どうして毒気を抜こうと物理的に離れられる距離にいるのにこんなに苦しめられなければならないのだろうか。

 

止めようとしてることを察してくれないだろうかと悶絶しているが、察して欲しいと思うのが間違いなのだろうか。

 

以前の距離感に戻りたい。

断ち切りたくはないし、これ以上近付いたら私だけがボロボロになって倒れるのが分かっている。

 

そんなに近付いていない今でさえこんなに辛いのに、万が一間違いを犯したらしんど過ぎる。

 

私は自分を無下に扱う冒険はもうしないと決めたのだ。

 

この人から得る学びは一体なんだろうかと、考え始めたら眠れなくなってしまった…。

 

嫌だと思うことにこそ、学ぶことがある。

今この状況から、私は何かを学び取りたい。

 

それは、今までとは違う対応をしてみることだと思うのだけれど、心が痛くて痛くて逃げる以外の対処法が思い浮かばない。

 

今までの私は、きっとこんな人のことを好きになっていなかった。

自分に言い訳をしながら、恋人がいる人に近づくようなことはしなかった。

 

好きなだけではいけないのだろうか。

何で欲しくなってしまうのだろう。

何でこの人は分かってくれないのだろう。

近くで好きでいさせて欲しいだけなのに、どうして何かを得ようとするのだろうか。

 

私はあなたとどうこうなりたい訳ではないんだと、どうして伝わらないんだろうか。

 

それでも、会いたいなと思う気持ちは止められないし、求められれば嬉しい。

 

それを跳ね除けることの辛さを、この人は感じないのだろうか。

 

感じないか、この人はパートナーがいても自分に好意を寄せる他の女にちょっかいかけるような男だ。

 

そして、私にも付き合ってる人の話が出来るような人だ。

 

最低だなぁと思うけど、離れることを思うと辛くて悲しい。

 

久しぶりにアニソン以外を聴いてしまうくらいは辛い笑

 

時間の無駄は嫌いだ。

理性でどうにもならないことも嫌い。

決着がつかないことも嫌いだし

自分の決断だけで進めないことも嫌い

 

終わらせることは簡単なのに、終わらせるのが惜しくて浅ましいことは分かっていても捨てられないでいる。

 

いつもと違うことは、きっと白黒つけないでこの恋を終わらせることなんだと

 

結論がどうなろうと、長期戦を凌ぐタフさを得るのがこの恋の課題と見つけようかと思っている。

 

これが凌ぎきれたら、私はきっと恋愛以外でも長い戦いが出来るようになる。

 

私は私を守り切りながら、ここから何かを学び取りたい。

 

こんな感情を抱くことが人生に何度もあるとは思えないから、大切にしよう。

 

想うだけで楽しいはずなのだけれども

なぜか一進一退を続けるこの恋愛…。

 

なぜ下がろうとすると進んでくる。

嬉しいんだか嬉しくないんだか分からない。

 

好きな人が寄ってきてくれると嬉しい。

 

でも「あんた彼女いるよね?」と思うと、もう不毛な恋はしたくない私は引く。

 

ちょっと気のあるそぶりをされると嬉しいし、甘えられるのも嬉しいが、やっぱり「そこんとこキッチリしてない男」というレッテルはデカイ。

 

ねぇ、あんた彼女いるんだよね?と、何度も言ってやりたい。

 

そして、私の気持ちに気付いてやってるよね?と、確信もある。

 

経緯は端折るが、間違いなく気付いてるのだ。

 

私はお前の浮気願望を叶えてやれる年齢ではない。

そこんとこキッチリしてくれと思いつつ、行くとこまで行ってみろとクズ好き仲間のおばちゃんと姉さんに言われたことも脳裏をチラつく。

 

どうせ人に言われて「ハイそうですね」と引きさがれる性格ではない。

 

痛い思いして苦しい思いして、やっぱり無理だと思ってようやく諦めがつく性格だ。

 

それは間違いじゃないんだけど、コレはもう私自身の戦いで、私は自分のプライドを投げ打って彼の2番手として幸せを感じられるかと言われたら、それは無理だ。

 

絶対にダメになるし傷つくしイヤすぎる。

 

言葉一つ、仕草一つとっても、私と彼は単語の重みも行動の意味合いも大きく違う。

 

私はそれじゃ嬉しくない

それじゃ信用できない

そんなの欲しくない

 

私なら好きでもない人にそんなことしない、と思っているのに、彼はそうではないのだ。

 

もちろん、彼以外の人だって、友人だって家族だって違うんだろうけど、悲しくなるからやめて欲しい。

 

離れよう離れようとして無下に扱ったりしてみるが、これは失礼なんじゃないかとか、彼なりの好意を踏みにじっているんじゃないかとか

 

申し訳なくなったりもするけれど、全ては「お前彼女いるじゃん」に帰結する。

 

それさえ無ければ、受け止めた上で倍返しにするのに、とか

 

思ったりするけど、多分、2番手だから楽しい恋なのだろうなと思っている。

 

きっと、彼女がいなければ私の恋慕なんて受け止めてないだろう。

 

なんとか、回避したい。

虚しいから。

 

 

 

 

欲しいものが黙ってても手に入ると思うなよ

私が度々想い人に思うことである。

 

磨き上げられたヒモぢからなのか、彼は欲しいとは言わなくとも、何かを与えられる機会が多い。

 

あげたくなるような魅力があるのよと言われたらそれもそうなのだろうが「YESかNOか?」と聞かれたことに対する反応も遅い。

 

欲しいものは自力で勝ち取る

負ければ手に入らない

いい塩梅を見極めて家族の均衡を保つ

 

そういう立場にいた真ん中っ子きかんぼ女子の私には、羨ましいと同時に憎たらしい。

 

何をシレッと受け取ってんだテメーはと、イラッとする笑

 

人として何となく似ているとお互い認識しているが、彼には闘争心がない。

 

諦めも早い。

というか、何も欲していないのだろうと思う。

 

もらえれば「わぁ、嬉しいなぁ」とは思うし言うが、それ以上でも以下でもない。

 

生きる気力が乏しいというか…

 

何だかこう書き上げていくと、私この人のことあんまり好きじゃないのかも?とすら思えてきた;;

 

私が1番好きじゃないのが主張しない人種だ。

それは責任の放棄。

求める権利の放棄だと思うから。

 

主張しない者は憐れみの対象にはならない。

のたれ死んでも、そいつが主張しなかったからいけないのだ。

 

なんだか、こんな無気力人間が懐いてくれたのが嬉しかったのかな…とすら思える。

 

冷静になると、この人こうやって生きてきたし、こうやって生きていくんだろうな。

 

与えられるものだけに満足しながら、何となく…

 

それって私が1番面白くないと思う生き方だな…。

 

そんな人に上げ膳据え膳で自分を差し出す価値は、ないのかも…?

 

なんか薄々感じてたことを文字としてまとめてしまうと、本当に冷静になってしまうな!?笑

 

終わらせようとして終わらせた数年ぶりの恋だったが、まぁ、こんなものだろう。

 

彼が自ら欲しいと手を伸ばすような女は、一体どんだけ甲斐性もちなんだ笑

 

それか、上げ膳据え膳しちゃったんだろうなぁ。

 

私には出来ない。

よい友達として、ゆるやかに繋がっていよう。

 

年の瀬に片付ける、1ヶ月の盛り上がり恋愛だった。

 

 

パーソナルな部分に踏み込めないのは

好きな人との共通点は

 

同じ年代のオタクなこと

お酒が好きなこと

サプライズが苦手なこと

犬派なこと

生れ月が同じなこと

ディズニーランドがあまり好きじゃないこと

外に出るのが好きなこと

 

違う点は

私はお米が好きなこと

私は紅茶が好きなこと

 

それくらいしか浮かんでこない。

彼のことはほぼ何も知らない。

 

聞けないのは、距離を詰めても仕方がないことと、余計なことを知って色んなことを想像したくないからだ。

 

クリスマスは何をしてるのか?とか

バレンタインはどうするのか?とか

彼女はどんな人なのか?

いつから付き合ってる?

結婚とか考えてる??

 

そんなこと聞いて、色々想像して傷付きたくないのだ。

 

勝手に私の中でグルグルして悲しい思いをしたくない。

 

私が傷付いても、私の好きな人には伝わらないし、傷付いたから私の物になるわけでもない。

 

相手にパートナーがいる限り、どうしようもないのだから何もしたくない。

 

誰かに向いてる気持ちを私に向けられるようなチカラは、私にはない。

 

でも2番手でも満足できるほど、自分を安く見積もりたくない。

 

前にも後ろにも進めず、開き直ることもできない。

 

早く距離が離れますようにと、願うことしかできない。

また少し前進してしまった

どうして止めよう止めようとするほど進んでいくのか、私はバカなのか

 

あいつはどういうつもりでこういう事をするのか

 

お互いバカだ。

 

早く正月休みになって欲しい。

1週間顔を見ず連絡を取らず、ボーッと実家の犬と戯れていれば絶対に忘れられる筈だ。

 

こんな、3日の休みでは足りない。

 

毒か何かか!?

 

ただオフィスから会社の出口に向かうだけの帰り道から、駅までの道のりで途中まで一緒に歩く口実ができてしまった。

 

2人で会う約束も出来てしまった。

 

私もヤツも彼女の存在を忘れているのではないか!?

 

あぁ忘れているとも!2人でいる時、ついつい忘れている!!

 

ハッ…この人、彼女いるんだった…

 

って毎回毎回毎日毎日、楽しかった嬉しかったときめいたことがあると思い出して

 

コイツ彼女いるのに最低じゃね?

 

そして私彼女いる人にこんなんして、面白がられてるだけじゃね?って

 

虚しくて虚しくて、毎日もうやめたいと思いながら生きている。

 

ホントにいつか憎たらしくなって傷つけてやりたくなって変な感じになったら嫌だから、離れるんだ…

 

この正月休みで全て忘れて、2月には新しい習い事するんだ…。

 

もうヤツのことなんて眼中に入らないくらい忙しくして充実させてやりたい。

 

恋愛ってこんな大変なんだっけ?

理性で好きな気持ちを殺せるのか

彼女の家に転がり込んでいるような人を好きになってしまったので、この恋愛で私に出来ることといえば毎日楽しく2人の共通点を見つけることしかない。

 

彼が面白いと言ったものを共有し

私が好きなものをお勧めし

 

2人共通の材料を増やすことしか出来ない。

 

だが、今まで恋愛ステージに上げる気がある男としか絡まなかった人間にただ異性と友達みたいに仲良くするのは難しく

 

いつも「この人どういうつもりでコレを言ってるのかな?普通この流れは飲みに誘う場面だけど…」みたいなことが沢山ある。

 

私が思わせぶりだなと思うことは、彼にとってはきっと日常会話だ。

 

タラシなんだなと思っている。

 

私は自分が恋人以外の異性と全く親しくする気がない人間なので、毎日「私のこと好きなのかな?」と思っては「いやコイツは人種が違う」と否定している。

 

毎日恋人がいる家に帰る人なんだと言い聞かせては、哀しい思いをしている。

 

人見知りだと自称するが、ちょっと親しくなるとみんなにこういう事をするのかな、と思ったり。

 

ここ1ヶ月程で急速に距離が縮まったせいで、私のストレスはマックスだった。

 

1番ひどかった先週、生理前でもないのにイライラして軽く更年期かよと思うくらいだった。

 

このままではいかん。

アイツに振り回されてたら身も心も持たない。

 

毎日やめようやめようと好きなきもちを否定し続けて、控えていたお酒も飲んでカラオケに行って1人で泣いたりしてみたりして

 

ようやく昨日成果を感じ始めた。

 

彼と話していて「男の人って苦手だな」と思えた。

 

私は好きな人以外は全男性が苦手だ。

今も昔も、狙っている男性か付き合っている人としかまともにコミュニケーションが取れない。

 

仕事場では「仕事だから」割り切れるくらいで、割り切っているだけで本当は関わりたくないしあまり話したくない。

 

「あ、男の人だな。苦手だな」とチラッと思った瞬間、好意って殺せるんだと、また少し悲しい気持ちになった。

 

可愛さ余って憎さ百倍とはまさにこの事で、漸く彼の嫌な部分やイラッとする部分が見えてきた。

 

それでもまだ「好きだな」と思う場面はあるのだが、段々「私じゃなくてもこの人は楽しくやるんだろう」と思うと、自然と恋の熱も冷めるというものだ。

 

私から拒絶したらこの関係は終わるんだと思うと悲しいが、彼が私を好きになって彼女と別れて、私に来てくれるのを待つ、なんて奇跡を祈り続けられる程のんきな性格ではない。

 

自分でコントロールできない事が心底嫌いなんだと思うと、恋愛なんて嫌いなのである。

 

サッパリした気持ちで年末を迎えよう。

私は自分以外の面倒は見られない性格なんだと言い聞かせながら…。

 

辞めた職場の人と会って来た

ほぼ1年ぶりに、去年1年半ばかし務めた職場の人とご飯を食べに行ってきた。

 

新卒時代、自由なベンチャーで社会人スキル0で楽しくやってきた26の私に、様々なことを教えてくれたおばちゃんである。

 

厳しいし、怖いし、細かいし、初めは「ヤダな」と思いながら一緒に仕事をしていた。

 

だが、民間とは違う働き方がなんたるかを叩き込んでくれたのはおばちゃんだったし、大きな組織でやっていくことを教えてくれたのもおばちゃんだった。

 

おばちゃんが他の課に移ってしまって、私も1年せずに向かない場所への係移動があり、そこでガタが来て辞めてしまった。

 

他の課に行ってからもおばちゃんはよく心配してくれた。

 

最後の日は抱きしめて見送ってくれた。

 

あんなに色々してくれた方の期待に応えられなかったな…と、ずっとそう思っていた。

 

長い付き合いになるのかと思っていた。

 

おばちゃんに習ったことを生かしながら、ここで退職まで務めると思っていたから、私はきっと、親の次に辞めたことを後ろめたく思ったのはおばちゃんだったと思う。

 

そんなお世話になった人にようやく会えて、ちょっと涙ぐんでしまった笑

 

嫌な思い出が多い前の職場の近況を聞き、みんな元気にしていて、やっぱり自分はその環境では長く続かなかったなと再確認し

 

セフレくんの結婚のことも聞き

 

やっぱセフレくんは離れてからも私に自己否定ばかりさせるな、と、内心苦々しく思いつつ

 

幸せにしてるならそれで良いかな、と思えるくらいには無関係になった。

 

おばちゃんは相変わらずおしゃべり好きで、職場内のことはなんでも知ってて

 

おばちゃん自体は気持ちの良い人だけど、やっぱり田舎の閉鎖空間で仕事をするのは無理だったな、と思い起こされた。

 

私とこの人はもう別な環境にいて、物事に対する考え方もドンドン変わっていく。

 

次に会う時があるかも分からない。

 

また、絶対に

 

と言い交わして握手をしたけど、次があるのか、次が望まれているのか

 

私自身が次を望んでいるのか、分からなかった。

 

2時間はあっという間だったけれど、もうみんなと別な場所にいて、その選択が間違いじゃなかったと再確認する場になってしまった。

 

それが悪いとは思わないし、むしろ今後の自分の指針としては良い時間だったが、帰り道に「私はこの人に対する後ろめたさを、今日この時間で払拭しようとしていたんだ」と気が付いた時、何となく悲しい気持ちになった。

 

ただ、おばちゃんに会いたかった。

それ以外の自分の真意に、帰り道でようやく気が付いた。

 

そして、ただ会って元気な姿を見せることではこの後ろめたさは払拭できないし

 

あの環境を是とできない私にとって、どんなに会う回数を重ねて思い出を語らっても意味がないことなんだと気が付いてしまった。

 

時間を割いて会ってくれて、本当にありがたかった。

 

今後私がバリキャリのおばちゃんのお役に立つことは、一生ない。

 

恩返しすることも、一生できない。

 

ただ、その存在を離れても時間が経っても、ありがたく思っているということだけは、間違いない。

 

なんだか悲しくなってしまった日曜日だった。

 

今週も、みんなが幸せであれば良いと思う。

もちろん私も。