アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

②ナゼ恋愛初心者の私にセフレがいたのか

前のタイトルがコピペできないのだが何でだろう。

 

若干タイトルが違っているが、②だと思って欲しい。

 

ところで、私的にはセフレとは恋愛に慣れている、ちょっとスレた人たちのモノだと思っていた。

 

私の友人でセフレがいるのは、特定の彼氏を作らないと決めているタイプか

(セフレのセックスが重視される。大して親しくない人とも出来てしまう)

 

次々彼氏が変わるが、合間が出来たらそれを埋めるための男友達と言う名のセフレがいるタイプ

(セフレのフレンドが重視。友達カテゴリからつまみ食いする)

 

この2通りだと思っていたが、Yahoo!知恵袋などで見ると私のような初心者でも、好きな人に誑かされて〜、男友達と何となくそんな関係に〜そんなつもりじゃなかったのに〜好きになっちゃったけど彼女が〜という話がたくさんあって驚いた。

 

ろくに異性と関わりがないので、異性の友人知人がいる時点でいつどうそっちに転ぶか分からないと常々思っている。

 

男女の友情を本気で信じている人がいるが、基本的にお互いが欲の対象になり得るのであればかなりの理性を持って接しなければならないのではないかと思う。

 

 警戒というと聞こえが悪いが、お互いに理性を決して手放さないぞ!と意識してようが無意識だろうがある人たちが男女の友情を生み出せると思う。

 

同性に対するのと同じようにしている状態で「本当の友達だと思ってた」とか「そんなつもりはなかった」は通用しないのではないだろうか

 

セフレ君は私に「これからも友人として仲良くしたい」と言ってはくれたが、それはどういう意味でだ?とも思うし、一度そういう仲になった身としてはもう対等で理性的な友人としては見ることは出来ない。

 

別れてから友達に戻るという選択をする人もいるようだが、新鮮味や欲という部分が欠落したから素の自分を出すような関係はどうなのかと思ってしまうのだ。

 

友達にはそもそも、はじめから新鮮味や欲を求めていない。

理性と、ある部分での尊敬と許しの中で出来ているのが私なりの友情だ。

 

私はセフレ君に対し、もう冷静な目で見られないし(何を言われても「でもコイツ、セフレだったんだよな」と思ってしまう。相手もそうだろう)彼の意見に賛同したり納得させられたことはほぼないし、それを許せるくらいの愛着もない。

 

友人として成り立つ関係ではないのだ。

 

 

 

はて、前置きが長くなったが、馴れ初めに戻ろうと思う。

 

もう何もかもが面倒くさくなった私は、とりあえず1回彼の要求を飲んでみることにした。

 

これで許してくれって感じだ。

 

1時間ほどドライブをした。

はじめてまともに喋ったが、とりあえず私は男性が得意でないと前置きしておいた。

 

恋人ともまともに続いたことがないし、私の周りの友達もみんなそんなものだ。

 

男性と何を話していいか分からないし、今とても緊張していると伝えた。

 

こうしておけばちょっと変なことを言っても大丈夫だし、何なら気を遣ってもらえるかもと思っている。

 

俺も超緊張してるよ〜!みたいな軽いことを言っていた。

 

俺なんか背小さいし、お姉ちゃんから借りて少女漫画とか読んでたし女と大差ないよ〜

 

とも言っていた。

 

そ、そうか…じゃあそういうつもりでいれば良いか…

 

と思い、女性にするのと同じように話してみたが、やはり何というか、違うのだ。

 

そもそも2人でご飯に行きたいと何ヶ月もかけて外堀から埋めに来るような男が、女友達と同じように接してくれるはずもない。

 

私は変な部分では警戒心が強いのだが、基本的に人を警戒しない。

 

そのせいでメンヘラ女に捕まったり、外国人のナンパと長々立ち話をした末に結婚を迫られたり見ず知らずのギャルと道端でLINEを交換したりする。

 

好奇心が勝ってしまうと言うと聞こえは良いのだが、そのおかげて自分を消耗することが非常に多いのが悩みのタネである。

 

今回も、今まで避け続けていた男性に対し興味が湧いてきてしまった。

 

女と大差ないと言ってるこの人と少し話をしてみようと思った。

 

実際、メイクの話や美醜の話題など男性としたことはなかったが、そう言った会話が出来たことで私の警戒心は一気に下がった。

 

背の小さい男性は、それなりに話せる性格なら恋愛市場では結構有利なんでないかと思う。

 

私は平均程度の身長だが、ヒールがなければ165くらいの男の人だって少し見上げるようになる。

 

あまりに大きい人は、男っぽすぎて怖い。

 

そんなこんなで、女の子とあんまり変わらずに接しても良いのかも!と思ったのが運の尽きとでも言おうか。

 

その日は適当にドライブをして話して、で終わった。

 

特に危ない目にも会わなかったし、ちょいちょい口説きに来ていたが不快な程ではない。

 

恋愛絡み以外の話が出来たのも良かった。

もしかして色んな話が出来る異性が出来るかも知れない!と思い立った初デートであった。

 

また会おうの誘いに上機嫌でokを出して、悪くない相手として定着した。