アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

3本目のちん…

なんて酷いタイトルなんだ。

 

記念すべき(?)3人目の男は、見た目は全く好みではないけれど、取り留めのない話ができる男友達だった。

 

月1くらいで会う友達だけど、毎回待ち合わせ場所で見かけると「こんなだったっけ?」と思う。

 

電気を消して別な布団でゴロゴロしてたのだが、手をにぎにぎされて「おやおや?」と思っている間にキスになだれ込む。

 

私は彼の歯並びと大きい口はとっても良いな、と思っていたのでキスには期待していたのだが、最初のチュッでスグに気付く。

 

ヤバい、タイミングが合わない

 

私はねっとり派なのだが、彼はベロベロ派だった。そして動きが早い。

 

何より口の大きさが全然違う。

彼の長所だと思っていた大きい口が、私と開き具合が違いすぎて、ちょっと間違えると食べられてるみたいになってしまう。

 

舌でスッゴイ歯並びが分かる。

歯列はなぞれないと前の記事で書いたが、なぞれた!

 

ただ。あんまりロマンチックな雰囲気にならない。

 

唇とか舌とか吸いたいなと思って頑張るのだが、あっちの口が大きく開きすぎて毎度予想外の所に歯がある。

 

でもな、セフレ君とも最初は合わなかったしな…と思いながら、なんとか合わせようとするのだがガシガシ進んで行ってしまう。

 

せっかちなのか、男友達の触れ合いが全体的にちょんちょんちょんみたいなのも気になる。

 

舐めるなら舐めろ!

キスならキスらしくしてくれ!!

 

このファーストインプレッションは間違いではなく、キスが上手くいかないとセックス自体にも身が入らない…

 

唯一手応えがあった場面が、1年ぶりとは思えぬフェラの上達ぶりだ。

 

セフレ君とのたくさんの反省&勉強会の結果、ぬるぬるとサワサワの良き塩梅を手に入れた。

 

もしかして私攻めてる方が輝くのかも?と、新たな発見をした。

 

また感慨深いのが、耳の位置や鎖骨の場所、乳首の間隔とか、セフレ君の記憶で留まっていたことだった。

 

このくらい身をのりだしたら耳があるはず?って場所にない

 

このくらいの力で噛んだら骨に当たるはず、という加減ではまだ当たらない

 

そんな事が何回かあり、1年以上経ってるのに覚えてるもんだな〜!と感心してしまった。

 

何かもっと、全く経験がなかった頃みたいにまっさらになるのかと思っていたので、経験値はやはり経験値として積み上がっているのだった。

 

悔やまれたのが2回戦を申し込まなかったことだ。

 

男友達が予想外なところでイッてしまったらしく、挿入時間が死ぬほど短かった。

 

5分もった??くらいだ。

 

申し訳ないからと手マンで頑張ってくれたのだが、イマイチ擦られてる感覚がなくて気持ち良くなれない。

 

振り返ると、私は1回戦の間どこかでずっと冷静だった気がする。

 

というか、いつも真っ最中は大体頭の芯は冷静ではあるのだが、セフレ君や一発屋との経験上たまにジワっと理性が無くなる瞬間があるはずなのだ。

 

それがフェラの時しかなかった。

いや、やっぱ初回はそんなんかも知れない。

 

知れないのだが、賢者タイムの人に手マンしてもらうのがもう申し訳なさすぎて「もうイッたから、くたびれたから」とお断りしてしまった。

 

正直ものすごく物足りなかったし、名残勃起があるから何とかならないものかとも思ったのだが

 

挿入5分で果ててしまう所業をリプレイしてしまう可能性を考えると勇気が出ない。

 

朝襲うか…と自分を納得させて眠りについたのだが、朝も2回戦は申し込まずに終わってしまった。

 

そして翌日、1人になった私は全身鏡を買おうか迷っている。

 

互いに互いの弛んだ体を笑いあってはみたものの、やはり脱がした時に全く色気のない腹になってしまった。

 

セフレ君はその点うるさかったから、定期的にセックスしていた頃は自分史上で1番痩せていたのだが、あれからいつの間に7キロも増えていた。

 

何気にセックスチャンスを多く持っている状態である今、再び強くダイエットを決意したのだった。