アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

祝!100記事

今回の投稿で、なんと本ブログは100記事に到達した。

このブログを始めたころ、私は適正に合わない前職に苦しめられ、休職していた頃だった。

 

2週間程休んでいると、心身ともに落ち着いてくる。

自分の今の状況を客観的に見ることができて来るものの、未来に向けての行動までは思うことが出来ない。

 

じゃあ何をしようかな、と考えた時に、やっぱり私は胸の内を吐き出すことが一番好きだと思い立った。

小学5年生の頃から27歳まで、BL二次創作を書き続けてきた。

自分の中で出来上がったものを文字にしていく行為は、私にとっては体を動かしたり、息を吸ったり吐いたりするのと同じことだった。

 

習慣、といえる程のことではないが、これがなくては人生の内の何かが欠けてしまうくらい、私にとって「書く」という行為は体の一部だ。

 

オタ活についていけなくなっても、書くことだけは止められない。

となれば、私は私自身を動かし、全ての感覚を総動員して「書く」ことを続けようと、きっとどこかで思ったのだろう。

 

創作のネタが、マンガから自分に変わった。

 

27歳の頃にはじめた出会い月間や、初めてのセックスの話、初めて定期的にお互いの生活圏内で会うようになった男の子の話し、付き合っているのかいないのか?微妙な関係を持つのは、白黒ハッキリ付けたがる今までの私の生活の中では考えられなかった。

 

色んな気付きがあった。

人と関わるのって大変だな…。

だけど、これぞ創作の思考の材料だと思える。

 

私は今まで、机上でしかものごとを知らなかったのだ。

同じ選択肢を行ったり来たり

 

ブログにしたためている間に、そう気が付く。

私はもっと自由なのではないか?

30年近く生きてきて、こんなに自由な自分がいる。

こんなに知らない世界がある。

 

今まで私の中で凝り固まっていた「家族」や「自分」に対する考え方が変わった時に、私は公務員を辞める決意をした。

 

しかもかなり前向きに 笑

 

っしゃーー!!辞めるぞ~!フゥーーーー!!!やっぱり向いてないんだわ!

というテンションで。

 

今も全く後悔していない。

だって私には公務員たる適正がなかっただけなのだ!

 

「誰にでも出来る仕事」

だから変な人でも続けていけると言われているが、私はあれを続けられる変な人を心底尊敬する。

 

間違えないことが何よりも大前提とされる業務をこなしていくなんて、私には無理だ。

「誰にでも出来ることが出来ない自分」が変なんだと思っていた

 

しかし、「誰にでも出来るような平坦な作業を延々こなす適性がない」と思えば納得だ。

私は、変化がない、考える余地のない、間違いがない、競争のない世界で生きる適正がないのだ。

 

変わって、間違えて、直して、良くして、競争して、そんな場所が好きなのだ。

何のしがらみもない、孤と孤が噛み合わさって回っていくような場所が好きだ。

同一化するのが嫌いだったのだ。

 

そう思うと、もう世界は広い。

 

鬱になりかけながら、ブログを書きながら、私は色んな事を発見した。

 

心療内科の診察も興味深かったし、大きな組織がどんな風に動くのかを見て行くのも面白かった。

 

世間はそんなにキッチリしていない。

私も、組織も、上司も先輩も、恋愛も、実は確かなモノなんて何もない。

確かなモノは自分が今思っていることと、状況しかない。

 

1年後には自分の気持ちも変わっている。

今、現在に注力していこうと思った。

 

日々は常にネタ探し。

相手は何を考え、自分は何を考え

これをするとどうなる?

いつもと違うことをするとどう変化する?

 

私は私の創作に忙しくなった。

たくさん経験して、いろんな人に会おう。

 

いろんな物事に出会って、自分がどうなっていくか見て行こう。

そして、これからも何らかの形で文章にしていこう。

 

記念すべき100記事目は、どうしてこのブログを作ったか、でした。