アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

毛の話

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なんとシンプルなタイトルなのか。

 

私は今お風呂で半身浴しながらこの記事を書いている。

 

読者サービス情報だ。

 

なぜこんな時間(午前9:30)に風呂に入っているかと言うと、理由はいたってシンプルだ。

 

昨日飲みながら冬コミの原稿を仕上げていたらそのまま寝てしまったからである。

 

そしてふと考えたことがある。 

世の人々が、どれくらい他人の生活を知っているのだろう。

 

きっと雑誌やテレビで見た情報で、「あ、こんなに風呂入る時間長いんだ!?」とか、「このモデルさんって家でこんな事してるんだ!?」という情報がしばしばかと思われる。

 

この間初めて訪れた知人の部屋の水回りが大変なことになっているのを見て、「この人こんな普通な感じなのにヤベーな!?」と驚いたばかりだ。

 

それと、人はムダ毛をどの程度処理しているのかとも考える。

 

ウチは父が毛深いのにハゲているという残念マンなのだが、その遺伝子は娘にも来ている。

 

頭髪は猫っ毛なのに、体毛が濃い。

 

学生の頃は剃っていたが、脱毛サロンに通って大分薄くなった。

 

しかしその脱毛サロンは、私が回数を使い切る前に私の1万円と多くの人々のローンを持ち去って倒産した。

 

ので、脱毛自体は中途半端に終わっていない。

 

 肌面積の大きい部分は大分良いのだが、口周り・アゴ周りに全然毛が残っている。

ようするにヒゲである。

 

男は女にヒゲが生えることを知っているのだろうか?

あるいは、知っていても処理しているのが当たり前だから、ないことが当たり前だと思っているのだろうか?

 

いや、確かに処理はするのだが、正直自分でもよくヒゲの存在を忘れている。

そして気付いてしまった時に、メッチャ面倒な気持ちと、お前ヒゲって…お前…という感覚に苛まれる。

 

しかも、毛深いので週1で気を付けて鏡をみると割とちゃんと生えそろっている。

多分3日くらいで生えそろい、残りの日数をかけてヒゲの領地を拡大しているのだと思う。

 

そんなことを言ったら毎日剃ってるし肌荒れと戦ってる男性の方が大変だと言われるかも知れないが、忘れちゃいけないのは我々女性には「メイク」という、1日の睡眠時間が平均15分程度削られる厄介ものが待っている。

 

しかも、髪のセット・朝ごはんの時間(準備から洗い物までを含める)・服を選ぶ時間などを全部ひっくるめると、私の場合は出勤1時間前に起きている。

 

しかも、朝ごはんをゆっくり食べるためにはもう30分欲しくなるので、朝ごはんは白湯とヨーグルト、時間があればパンを付け加える程度だ。

 

もしくは卵かけご飯。

 

これらを化粧しながら食べる。

 

信じられないか?

でも絶対同意してくれる人も一定数いると思う。

 

通常洗い物はしていかない。

そんな時間ない。

夜まとめてやった方が無駄がない。

 

化粧しているときにふと気づく。 

「今メッチャひげガールじゃね?」

何なら眉毛の周りも無駄毛がある。

 

アゴに2本なんか立派なヒゲが生えてる。

 

よく見るともみあげの周り(男性だったらもみあげとヒゲを繋げる部分)にも結構毛が生えてる。

 

あれ?うなじも気になってきたぞ??

 

何か私ヤバくない???

 

顔用の剃刀で剃ってから出勤すると、口周りがちょっとかゆくて赤い。

眉の部分も剃ったのでかゆくて赤い。

 

ううう…

ヒゲが憎い…

 

とな

 

最近流行りのVIO脱毛にも思うことがある。

ふつうあんなトコの毛なんか剃らないんだからな!?

って、思ってる。

 

何が欧米では当たり前の身だしなみじゃ!!

 

が、しかし、やはりやってみないことには文句は言えんだろう。

可愛いパンツから陰毛ハミ出ててもヤダしな。

 

ということで、もちろん全身脱毛に組み込まれていたのでチャレンジした。

メッチャ痛い。

こんな思いしてまで得られるツルツル感って一体…?

AV女優とか水着撮影があるアイドルとかなら分かるよ。

あの人たちは金稼ぐために金かけてこんなことしてるんだろうよ。

 

でも私、特に見せる予定もないし不便もしてない…!

虚しいことこの上ない。

 

脱毛サロンのお姉さんに「普段はどうやってお手入れしてますー?」と聞かれた時に「有事の際にちょろちょろっと…!」と、その頃まだ全く有事の予定がなかった身の上なので、もちろん嘘だ。

 

「ハハハ、そうですよね。お手入れ楽になりますし~、彼氏さんも大喜びですよ~^^」

 

って言われたが、そう、彼氏さん(いない)が喜ぶし、多分きっと女性として(?)の自信というか、私はこんな所もお手入れをしているのだ!

いつ有事が来ても大丈夫だ!という自信?のため???

 

あと、VIO脱毛で心惹かれたのが生理の時の嫌な感じがない!経血が陰毛につかないらか衛生的!という部分なのだが

 

個人的な意見だが、肌に直接あのペチャペチャ感を感じて逆に嫌だった。

 

今まで私の陰毛はこの不快感から肌を守ってくれていたんじゃないかと思うくらい、無毛の方が不快だった。

 

もう会えないのかと絶望していたが、ヤツらはやはり大事な部分を守る毛だけあってしぶとい。

 

Iラインには必要な戦士だが、VOからはいなくなってくんねーかな。と思うワガママプリンセスである。

 

今、無職生活3日目に突入しているわけだが、社会に出ていない時には化粧もしなくていい、ヒゲも生やし放題だし、有事はしばらく無いだろうからワキ毛も生やし放題だ。

 

何か、ノンストレスだ。

 

でも私は、昔から化粧が好きな女でもある。

鏡に映った自分が綺麗だ、可愛いと思うことが好きだ。

 

ノンストレスなんだが、何だか鏡に映るありのままの自分が寂しい。

化粧って、女って、無駄毛って…。

 

そんなことを思う休日(無期限)である。

 

www.huffingtonpost.jp

 

もし、この私のざっくりした記事を読んで「メイクって。。。」と思い立った方には、井土さんの記事を読んで欲しい。

 

ツイッターでバズった記事を見つけてから、井土さんのすっぴん生活を見守り続けてきた。

 

女にとっての化粧

男にとっての化粧

社会にとっての化粧

 

身だしなみって?

綺麗って?

 

どういうことなんだろうと思考する。