アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

恋愛も人付き合いも自己責任なんだろうか

私は最初このブログを、上手くいかなかった恋愛や仕事、人付き合い等の記録&墓場として綴ってこうと思って立ち上げたのだが

 

まぁ人生は続いているので、墓場から蘇りし者として生きなくてはならない。

 

人生詰むとか言われても、生きてる間は詰んでないんだからやるしか無い。

 

生きてりゃ何とかなる!

おトキ〜〜〜〜!!!!

 

さて、スターをくれるありがたい美容師さんのブログに遊びに行き目にした記事で「身だしなみの大切さを若い内に教えなくても良いもんか」

 

ということをおっしゃっていた。

 

そうなんだよなー…

恋愛とか人付き合いとか身だしなみ、オシャレの仕方みたいなのは、大体自己責任である。

 

ドラマ恋愛ゲームも恋愛、歌も恋愛ときて、現在日本のお見合い文化は廃れつつある。というか廃れた。

 

代わりに婚活業者やお見合い業者が増えてきているのだが、よく見るのは「恋愛ってどういうものだか分からない」的なお話し。

 

昔から恋愛に慣れている人ならば、こんな疑問は出てこない。

 

そもそも業者に頼まない…。

業者に頼んだ所で、異性との付き合いの部分がど素人なんだからそこからつっかかるのだ。

 

 

 

恋愛と同じように、見た目も社会に放り出されてから「あれ?!」ってなる機会が多い。

 

大人になり「見た目って結構大事なのかも…!!」と気付いた時には、学生の頃から華やかにしていた子たちとは雲泥の差がついている。

 

 

スクールカーストに常にさらされている学生達にとっては、小〜高校くらいまでは自分が地味だと弁えている子は可愛いカッコをしようと思わない。

 

だって最下層の自分が頂点のあの子と同じ小物や同じ制服の着こなしをしても、全然違うのものになる。

 

バカにされてるのが見えている。

だからオシャレには興味を持たないようにする。

 

もしくは、本当に全く興味ない層もいる。

とりあえず怒られないカッコ。

あとは楽しくオタ活したり、ちょっと好きなディズニーキャラの手帳でも持ってりゃ満足だ。

 

男子はもっとオシャレに興味ない層が厚いと思われる。

 

男のくせに見た目なんて気にするな的なね

 

でも大人になると、身綺麗な方がウケる。

そっちの方が何かと有利になる事が多い。

 

 

全部自己責任なのかも知れない

なのかも知れないが

 

あの時オシャレ心を止められていなければ

見た目は大事だと言われていれば

 

いずれ結婚したいと思っているなら、異性とお話ししといた方が良いよと言ってくれれば…

 

 

行き遅れの嫁と毒親の関係でよく出てくるのは

 

恋愛盛りの若い娘の頃は変な虫が付かないようにギンギンに見張っていたせいで諸々のチャンスを逃し続け

 

変な虫からいい男まで、チャンスを全て叩き落とした後に「結婚しろ!」「良い人いないの?」と詰め寄ってくる。

 

私の母もその気が若干あるのだが、親には本当に悪気はない。

 

悪気はないし、良い年になっても親の囲いを言い訳にしている所で

 

キミは何のために生きているの?って感じではあるのだが、長年蓄積された呪いは振り払うのが大変なのだ。

 

 

気付いた時には、恋愛が良いものではないと思い込んでいる

 

結婚できない自分を否定され、自分も自分を否定し始める

 

そこで親に反抗できれば良いのだが、そうもいかない。

 

あんたの所為だ!と暴れて抜け出せたら良いのにねぇ…

 

 

私はずっと、自分に責任が取れない内はセックスはすべきでないと思っていた。

 

母が姉の彼氏の話を嫌っているのを分かっていたし、合コンの話なんてしようもんなら眉をひそめていたから、いけない事なんだと無意識に思っていた。

 

ありがたい事にそんな私も学生時代はそこそこ恋愛経験があったのと、姉がよくモテて美味しい思いをしていたのを間近で見ていたので、母の不純異性交遊に対する滲み出る嫌悪に疑問を持っていられた。

 

そして、昨年27歳になり「自分に責任が取れる時などこない」と確信し、初体験に臨んだのである。

 

正直セックスをしてみたから恋愛関係がどうか変わったって事はないのだが、今まで私が無意識に嫌悪し、遠ざけていた靄の部分がうっすら晴れ始めたのは感じている。

 

男性への嫌悪や、自己評価のこと、自分の人生って何だろうみたいな

 

人と生きることや、恋愛についてもよく考えさせられた。

 

結局私にとって恋愛は楽しむものではなく、自己満足を得るもので、そこから得られる自己満足なんてそんなに良いものでもない。

 

それが分かったから、私は自分が何をして生きていこうか?に重点を置くことに意識が移った。

 

母には本当に感謝してるし、心配かけて悪いと思っているのだが、自分の人生に自分で責任を持つ決意のキッカケはやっぱり親の囲いを取っ払ったセックスだった気がする。

 

 

別に悩んでたらヤってみて!って推奨ではないよ。

 

靄を晴らす取っ掛かりは人それぞれで、自分の大事なものが何かを大事にして欲しい。

 

自分を大切にって何やねんと思うのだが、甘やかせとも冒険するなとも言わない。

 

ただ、得るものがある賭けに出るときは傷付いても良いと思うが、その先に虚無と怪我しかないと思っているなら動く必要はない。

 

私はいつも、知りたいから動く。

知ってから自分がどうなりたいのかが大切だから動く。

 

出来なかった自分を許す自信があるから行動するのだ。

 

途中から自分語りになってしまったが、冒険させないってどーなの?ってトコで落ちにしようと思う 笑

 

恋愛も見た目も、若い内から冒険させないと、大人になって呆然と立ち尽くす時間が長くなってしまって

 

せっかくお金も時間も好きに出来る、人生の中でも数少ない期間が勿体無い。

 

若い内に大いに色々やってみたら良いと思うし、大人は今自分が感じた不便を子供に教えてやらなければならないと思うのだ。