私のブログのアクセスの半分は、コンジローマについて調べて来てくれる方が多いようだ。
調べればどんな病気かは分かるし、治療費はいくらだとか何科を受診すれば良いとか、いろんなことが分かる。
でも、不安だけどパートナーにも言いづらいし、家族なんかもっと言えないし、友達にも言えないし。
幸い?私の妹が「カンジタになったかと思って検査しに行ったらさ〜!」くらい気軽にシモの話をする子だったので、私は妹に相談に乗ってもらっていた。
相談というか「マンコに何かデキモノできてるどうしよう」とか「今日婦人科行って来たらやっぱりコンジローマだった…」とか、そういう不安を吐露する人がいるってスゴくスゴく大きかった。
「性病になったなんて言ったら引かれちゃうんじゃないか?」というのがとても大きくて、中々そういう話しはできないよなぁ…と思う。
妹には話していがた姉には言えていない。
友達にももちろん言えていない。
1人で抱えて1人で悩みながら治療して、自分を責めたりしてる人もいるんだろうなと思うと、ちょっとやるせないのだ。
セックスをするようになってから、かなり気をつかう行為なんだと知った。
下の毛の処理はこれで良いのか?
体臭は大丈夫か?
濡れにくいのが申し訳ない
痛いって言っちゃダメかな…
この体勢、腹の肉がメッチャ醜い気がする
足の虫刺され全然治ってねーよ
痰が絡んで喘ぎ声が二重になってやばいとか
(そう言う時は「突かれすぎて咳出ちゃったよ」と装う)
とかとか笑
色々あるw
こんな健全な内容でも「あぁ〜〜〜」とネガティブになりやすい行為なのに、性病になったとか言えないよなぁ…。
引かれたくない…
でも、コンジローマになって初めて性病に関する様々な知識を得て、これはもっとタブー感を取っ払わないと、性病ってなくならないのでは?と思った。
「今コンジローマかかっちゃったからしばらくセックスできない」と言い出せないことによって、特に理由がないままセックスを拒み続けて関係が悪くなったりすることもあるだろう。
性病には何となく「パートナー以外の個体と関係を持ったのでは?」という疑惑が付いて来ちゃうのも問題なのだが…。
コンジローマを例にすると、2ヶ月〜半年ほど発症に時間がかかるらしい。
なので、別れてからしばらくして新しいパートナーと付き合い始めたら、そこで初めて発覚した、なんて事象もままあるのだ。
ホントはちゃんとゴムをして性病・無計画な妊娠を防いで自分を守るのが1番大切なのだが。
そういえばmy-bestの記事でとても良いものがあったので紹介しておこう。
ナマは気持ち良いかも知れない。
知れないが、男性諸君にも言いたい。
ゴムはお前らも守ってんだよ!!!
お前が言うな感満載だが、体験したからこそ分かる。
性病って本当に言い出しにくいんだ!
嫌われちゃうかも、別れられちゃうかもって思うと中々言い出せないんだ!
性病だって立派な病気なんだから、風邪ひいた喉が痛い、足くじいたと同じように病院に行かなくちゃいけないんだ!
とまぁ、そんなことを思いながらコンジローマを治していたのだ。
雰囲気に飲まれたり、雰囲気を悪くしたくなかったり、ピル飲んでるから良いやとナマでしてしまうことがあったかも知れない。
でも、してしまったことはもう仕方ない。
これからはちゃんとコンドームを付けて、体が治るまでちゃんと自分を大事にして、パートナーに理解し理解されながらちゃんと治していこう。
治ったは治ったけど、可哀想だった私のマンコ…
レーザー治療でカサブタになったそこを見るのは、痛みよりも悲しみに近かった。
一瞬の欲に負けて大事にできなくてゴメンね…と自分に謝った。
実は再発した時、しばらくの間「またコンジローマだったらどうしよう。イヤイヤそんなはずは…」と自分に言い聞かせて、しばらく様子を見ていた。
「信じたくない」のが理由で、こんな風に先延ばしにしている人もいるのではないだろうか。
セックスが身近なものであるように、性病も身近にあるのだ。
浮気でなくても免疫力の低下で常在菌のバランスが崩れてカンジタになったりなんだりも聞いたことがあるがちょっと知識が定かでないので気になった人は調べて欲しい。
このブログにたどり着いた人が、少しでも性病検査のハードルが下がったり
性に対してこんなコト書いてる人がいるんだ、とハードルを下げてみてくれたら良いなと思う。
みんなきっと、病気だけじゃなくて肌のこととか体型のこととか、濡れる濡れない、締まる締まらないとか毛の話とか、色々したいけどできないんじゃなかろうか?
そんな話も恥も書き捨てであけっぴろげにしてってみようかな笑