アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

コロナの不安をちゃんと見つめようと思うのである

コロナ、とても大変なことになっている。

いつも流行りごとには興味を示さないようにしているのだが、コロナはそうも行かないようだ。

 

私が行きて来た中で記憶にある大変な事件は、アメリカの911東日本大震災など、局所的に起こったことだった。

 

それは地球のどこか1ヶ所が痛んでいる状態で、他の部分で補うことができる。

 

だから慌てずに自分ができることをすれば良いと思っていたのだが、コロナは全世界で同時に起こっていて、一気に沈み込み、しかも自分にいつその火の粉が降り注ぐかも分からない。

 

インフルエンザと違ってコロナには今のところ薬がない。

かかったら医者にいけば良いというものでもない。

 

私も自宅で自粛をしており、世界の動きが自分に直接関係することってあるんだなぁとしみじみ思っている。

 

政府の対応も腹立たしい。

こんなに政治に興味を持ったのは初めてだったし、こんなに税金のことを考えたのも公務員時代依頼だ。

 

世界のお医者さんが涙ながらにベッドが足りない、人が死んでいると訴えている。

常に人の生死の現場にいるお医者さんがいっぱいいっぱいになっているのを見ると、これはとんでもなく恐ろしいことが起こっているのでは…?と正直にビビる。

 

 

志村けんが亡くなったのも物凄く衝撃的だった。

お金がある人は財力で何とかなるのだと思っていたから「あ、お金があってもダメなんだ」と思った。

 

こういう時、人は助け合うものだと思っていたのだが、国の対応やスーパーの空の食料品棚を見ると

 

あ、みんな意外と本気で『個』が生き残ることを考えているんだ

と、ちょっと驚いてしまった。

 

みつをのポエムじゃないが、自分の家族・地域・国が足りていたら、足りない所に補うのかと思っていた。

 

安心できるまで買い占める、買い占めてもどこまでも不安が続くからどこまでも買い占め続ける。

 

初めから土俵に乗らなかった身としては、物がないことを嘆くことはしないようにしようとは思うが、これは中々どうしたものか…

 

守るものが多い人は棘を逆だてるし、この状況で物を持っていることに優越感を抱くような人もいる。

 

まだまだ私が触れたことがない人間心理が沢山あって、失望したり驚愕したり、コロナという現象で色々感じることがある。

 

てか日本って本当にお金ないんだな…

お金ないっていうか、何か私たちのためを思って使われるお金ってないんだなと、悲しい気持ちだ。

 

日々人が亡くなっている。

自分が保菌者であることを知らずに、家族中に感染させてしまった女性大生のツイートが、痛々しいほど悲しかった。

 

みんな不安なのは分かるのだが、こんな時だからこそ他人を大切に思いたいし、人を守れる人になりたいなぁと思うのだ。

 

ということで、私は社長になる目標を改めて心に刻むのである。