アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

天敵、去る

おそらく私がハゲた原因となった上司が去った。

 

まさか私より先にいなくなるとは思っていなかったので、ガチで驚いた。

 

去年の夏なら小躍りして喜んだだろうが、部署が変わって全然関係なくなれば特に何の支障もない。

 

普通に挨拶をするだけの関係だった。

 

現金なもので、私に害がないのであれば、他人は幸せであった方が良いと思っている。

もちろん元上司も例に漏れず、その祈りの範疇の人だ。

 

なんだか大変そうだけど頑張ってくれ

体に気をつけて…くらいの気持ち。

 

けど、会社の為にガムシャラに働いた彼は、なんの評価もされずに去って行った。

 

彼が誰もが知る大手企業から、従業員数一桁人のスタートアップにやって来た時の歓迎が嘘のように

 

ただ使い込まれて終わってしまった。

 

でもソレは、一時彼が目下の人間にしたことそのものでもある。

経営層も彼も、無意識の搾取を行うからタチが悪い。

 

あの時どうして私があんなに怒ったのか、伝わったかなぁ…伝わってると良いなぁ

 

私ももう少し上手に話せていたら、こんな事にはならなかったのかなぁ

 

でも、彼よりもその上がダメなんだから、彼がどうこうなってもダメか。

 

さようなら天敵。

可哀想に。

もっと水の合う所で、元気で。

 

ある方面から見れば、君は気の良い男だよ。

次の場所では、どうかその良いところが沢山発揮されますように。

 

合掌。