以前アメトーーク!か何かで土田さんが話してたのだが
好きなキャラとか、好きなサッカー選手とか
そんなに詳しくない話を振られた時に
3,4番目に人気な人を言うそうだ。
ちょっと順位は曖昧。
そうすると
「渋いとこ突くね〜!」となり、詳しい人が勝手に盛り上がってくれる。
名前を出した人に関してはソコソコ知識を仕入れておくが、ベースのざっくりした知識があれば大体話しはできる。
私も割とその手のタイプの話し方かも知れないと思って、こういうテクニックを土田さん話法と呼んでいる。
例えば「一人ずつ発言しなさい」と言われた時、1番目なら本当に差し障りないことをサラ〜っと話して終わるのだが
半端な順番になると喋ることがなくなってくる。
その時は、だいたい今までの話しをふわっと総括し
同じ内容を別視点で話す。
例えば前の人たちが「自分の体験」を元に話をしたら
自分は「第三者の観点」で話をする。
同じ意見でも、立ち位置が違うだけで何か違った意見っぽくなる。
そして、別な視点が出ることによってパネラー側が「そうなんだよ」感を出してくる。
当事者と第三者の両方の視点が合わさることで、何となくまとめ感が出てきてパネラーが勝手に話す。
そして自分以降の人はもうほぼ出がらしになるので
「いま前の方も言ってましたが〜」から話が始まる。
これで私は何となく面白そうだと1回だけ潜り込んだ大学の授業で、先生からめちゃめちゃ褒められた。
先生、私は名簿に載ってません。
ふいに話しを振られた時は、相手が最後から2番目くらいに出した記憶に残っている部分をかいつまんで深掘る。
「これってこう言うことなの?」と確認するだけで良い。
「私はこう思うんだけどな、違うかな?」と確認を入れると
「そうそうソレ!」とか「いや、それはそう言うことじゃなくて」と話してくれたりする。
そして意見のすり合わせをする時、人は喜んでいる。
自分を理解してもらうというのは嬉しいのだ。
そして私も聞き逃した分をそのタイミングで取り戻す。
掴みやオチを拾うのではなく「あ、そういうトコ見てるの?」という部分を突いてあげることによって、相手は「もっと話してもイイ奴だ」と思ってくれるのだ。
ただコレは、話の本質を追おうとしている人にはバレるから使い所は注意が必要だw