アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

恋人は作るものという思考

リア充は言う

 

「彼氏作りなよ」と…

 

彼氏を、作る…?

日常的に使われるこのセリフだが、よく考えてみてほしい。

 

恋人とは、そもそも作るものなのか?

恋とは、しようと思ってするものなのか?

 

長年恋人がいない人々は絶対にこの思考回路だと思っている。

 

恋は落ちるものなのでは…?

 

こう言うと「夢見てんじゃねーよ!」と思われそうだ。夢見てんのかも知れない。

 

だが、だがしかしだよ

 

マジでしようと思ってするもんなの?

みんなしようと思ってしてんの?

 

そう思えば中高生の頃の私は、しようと思って恋愛していた気がする。

 

恋愛をしているのが楽しかった気もする。

だが、それ以上に二次創作が充実し始め、恋愛をしようとする気がなくなった。

 

その二次創作の充実が衰退して来た頃、今まで二の次三の次にしてきた恋愛の場に戻ってみよう。

 

今一度戦ってみようと思ったのが去年である。

 

街コンに参加してみたり、合コンに参加してみたり、自称モテない訳じゃない女の冠に恥じぬ戦績を残せたとは思う。

 

ちなみに「モテない訳じゃない」のレベルなので、ブッチギリで私が1番だったわ!という会合はない。

 

もちろんアラサーの洗礼を受けたり、長年怠っていた恋愛サバイバルの中でのスキルは考えるものはあったが、やはり私はまだ20代で、モテない訳ではないのだと再確認した所である。

 

 

一向に恋に落ちない。

 

高望みなんだよぉ〜

そんなんじゃ結婚できないよ〜

 

と、人生の勝ち組ぶった奴らの声が聞こえて来そうだが、別に結婚したくて出会いの場に赴いた訳ではないのだ。

 

恋愛がどんなものなのか

今の私にも出来るものなのか

 

思い出したかったし、確認したかった。

 

私が今、恋愛市場においてどの程度の価値があるのか知りたかったし、あわよくば恋愛→結婚のプロセスが踏めるのでは?と考えていた。

 

あくまで去年の試みの副産物として見ていたことを強く主張したい。

 

付き合いの長い友達に何度も説明したが、何度も「ハイハイ、じゃあそう言うことにしときますか」と言われるのが悔しい所である。

 

セフレ君とオサラバした時、姉夫に「良かったよ〜、次はちゃんとした彼氏作ろ!」と言われたが『あ、そんな頻度で移ろいでいくもの!?』と思ったのは記憶に新しい。

 

みんなサクサク移ろいでいくのだ。

 

合コンでは「別れたばっかでー、もう3ヶ月彼氏いません」と言え

 

と色んな指南書に書いてあった。

あまりにも間が空くのは地雷女に見られるらしい。

 

でも、よく考えてくれよ

年単位で付き合って来た、友達ともまた違う親しい人と別れて3ヶ月で次の恋愛に踏み出してる方が怖くないか?

 

お前もう良いの!?と、驚きである。

色々あって別れるんだとは思うんだが、上塗りで癒えるもん?!

 

長年遠ざかっていた者には理解不能な思考である。

 

だが、分かったことはある。

 

やはり、恋愛はしようと思わないと出来ないのだ。

あと、思考したら負けだ。

冷静になってはいけない。

 

何ドラマみたいなこと言ってんの…(引

 

とかやり始めたら何も出来ない。

 

やーん素敵〜!好きかも〜!

と思わないとダメだ。

 

この人の何が好きなんだ…?

と首を傾げながらでは、恋になど落ちたりしないのだ。

 

よし!落ちるぞ!

その心意気が私にはまだ足りない。

 

今度バンジーでもしてみようかと思っているところである。