アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

結局顔というか、見た目というか

 何でくずぴのこと好きになったんだっけ?

と、ぼんやり考えながら歩いた。

 

なんだか間違った路線に来てしまったんだろうなぁと思いながら、くずぴを好きだなと思ったタイミングを思い出す。

 

アレは絶対に髪を切ってきた時だった。

 

2ヵ月くらい、ただ私たちは仲良しだった。

男の人でこんなに仲良い人ができて嬉しいな

仕事中も雑談できる人ができて嬉しいな

友達ができたのが嬉しかった。

 

くずぴの顔は特にタイプではない。

色白なところが好きかな?

 

あと、歯並びと鼻筋が好きだ。

小鼻はもっとシュッとしてる方が好きだし、輪郭は私は面長な人が好きだ。

 

「はぁ、こんな感じでも彼女いるんだ」くらいの気持ちで見ていたのだが、髪を切ってただ伸ばしているセンター分けから斜め分けに変わった時に

 

「あ、好きかも」と思った。

 

昔の髪型を見せてもらった時に「それヤバいよ」と言えなかったし、後ろで結べるくらい長い時あったと聞いた時も「それヤバイよ」と言えなかったw

 

今がベストだよ…。

今のあなたに抱かれて私は幸せだよと…笑

2年前のあなただったら好きになってなかったかも知れないよと…笑

 

くずぴは「あ!今日スゴいカッコいいよ!良いね!大好き!」と思う時と「誰だこのオッサン?」と思う時の落差が激しい。

 

その落差も愛しいのだが、一体どれくらい自分が好きフィルターをかけているのか心配になる。

 

今まで一目惚れしかしたことがなかったから、3ヵ月ほど同じ空間にいたのに存在も認知していなかった人をこんなに可愛いく思うのは何かこう、何かホルモンのせいだとしか思えない。

 

そしてたまに目が覚めると「何だこのオッサン」となるんだと思うのだが笑

 

「自分の顔が大っ嫌いだから写真は嫌い」というくずぴだが、「女の人は俺のこの表情が好きなんだ」とは豪語しちゃうくずぴ。

 

そういう所がちょっとカッコ悪くて好きなんだけど、伝わってるのかなぁ~。

言ってみれば良かったな。

 

でも、カッコつけてる人に「そういうカッコ悪いとこ好きだよ」というのもアレかな、と思って言えなかった。