アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

何になりたいか?なんてない。私は既に私なのに。

私はすでに転職3回目で、この会社も遠からぬ未来辞める予定でいる。

理由は「面白い仕事ができると思ったけどそうでもなさそうだから」だ。

 

つまらないし仕事を面白くするのが仕事だろう

とか言う人がいるけれど

一緒に働いているメンバー、経営層が面白い人間でないから、この事業自体が面白くなることはない。

 

入社時は「これから良い会社・豊かな社会の仕組みを私たちで作っていくんだな」と希望に燃えていたが、そんなことが望めるような組織ではないと分かった。

 

だから私はもっと面白いことを探しに、ここを離れる。

それだけだ。

 

姉は「お前また転職するの!?次はないよ!せめて3年務めなよ!てかもう若くないんだから結婚しろよ!」とテンプレなことを言う。

 

まぁ、それが間違っているとは言わないが、私の生き方が間違っているとも言えないだろう。

自分の給料で税金払って家賃払って生きてるんだから。

 

「お前何になりたいの?」ともよく聞かれる。

 

昔は漠然と「編集者になりたい」とか「BL小説家になりたい」とか答えていたが、果たしてその「成りたいもの」を目指すというのが正しかったのか、今になってはよく分からないでいる。

 

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

本当に好きなものなんて、今になっては忘れてしまっていた。

 

小説を書くモチベーションは中高大の頃のようにはない。

美容は好きだが、美容の専門に行かなかったし雑誌で眺めて化粧品カウンターに向かい、たまの贅沢にデパ地下コスメを買うくらいだ。

 

なんなら、メチャクチャ好きな食べ物もぼんやりしているし、絶対食べたくない物も特にない。

 

好きなもの

得意なもの

社会に求められるもの

自分が持っているカードで、どう就職をするのか

 

いつの間にか「早くハッキリしなさい」と言われ続けて、忘れてしまった気がする。

 

自分が子供好きなのか嫌いなのかも分からないまま親になって後悔している人とかいるんじゃないだろうか。

 

今、私は「何に成りたい」かは考えていない。

自分の好きなことに関するアンテナが鈍っていて、何に成りたいもクソもない。

 

自分は何が好きで、何がしてみたいのかを追うので精一杯だ。

逆に何が嫌いで何が許せないのかもあやふやで、何になるか?なんて二の次である。

 

みんな、自分の好きを曖昧にしていくから辛いんじゃないかなぁと漠然と思う。