アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

「私が1番プロジェクト」とは

「私が1番!」って、堂々と言える人ってどれくらいいるんだろう。

世間体軸

家族軸

他人軸…

 

何かと色々あるが、私は今「私が1番!」と思う事にしている。

 

私は5人家族・3人姉妹の真ん中で、本当に中間管理職のような生き方をしてきた。

 

私の母は、嫌味や被害者的言動で人を操ろうとするお姫様だった。

自分的にはスゴく自立しているしっかり者で、あらゆる事象の犠牲者。

妹曰くヒステリッククソババア。

 

彼女のヒステリーの回数を減らす為に、私たち姉妹は様々な技を身につけた。

 

空気を読む力

先回りしてお手伝いをする力

時にピエロに、時に参謀になる力

 

あらゆる力は磨かれてきたが、それは全て「他人」の為に使われるべくして磨かれた技術だった。

 

お陰様で、どこへ言っても立ち居振る舞い、自分の立ち位置、今の空気感を読むような子供になってしまった。

 

そこに姉と母のバトルや、妹と母のバトル

父と姉のバトルと妹のフリーダムすぎる行いのカバーなど

 

あらゆる方向にアンテナを立てながら生きてきた。

 

人と人の調整や、どうも調子がよくない人のフォローなどの技能はかなり伸びたのだが、本来の私はものすごく短期で合理的な人間なのだ。

 

自分の欲求に素直で、まどろっこしい事が嫌いで、何よりも「私の人生の時間」を大切にしている人間なのだ。

 

それは私の人生の時間をかけるに値することなのか?

いつも意思決定をする時の、私の軸になるものだ。

人生の時間を使いながら生きてる。

 

それをどう使うか選ばず、ただ他人のために費やしながら死に向かっていくなんてしたくない。

 

30年分染み付いた他人軸は、一朝一夕では取ることはできない。

だが、家族と距離を置いたことで、私はいま改めて反抗期&自己中を遂行しようとしているのだ。

 

メッチャ音が漏れている気がするけど、カラオケで思いっきり歌う。

音を外しても喉がガラガラでも、自分が気持ちよく歌う。

 

 

満員電車で舌打ちされたら遠慮なく呪う。

今までは「こんなこと考えたら罰が当たっちゃう!」とか思っていたが、関係ねぇ!私はムカついたんだ!ということで、呪う。

遠慮なく頭の中で罵詈雑言を浴びせる。

ただ、揉め事は怖いので実際はわざともっとそいつを押しつぶすくらいしかしない。

 

言いたい事があるならチッチッチッチやってないで口で言えや!

 

怒っている時も「私は怒った」と言う。

次やったら嫌いになると言う。

 

大事なのは、わざわざ無理して自分の欲望を通さないことだとも思う。

 

余裕があって誰かに優しくできる時はしたら良い。

人の目とか、こうすべきなんだろうな…って思考ではなく、私が今余裕があるから、人にも分けてあげようと思たら優しくすれば良い。

 

そして、そうした自分をメチャクチャ褒めてあげるのだ。

 

攻撃ばっかりしてると、自分のこと嫌いになっちゃいそうだし。

どうせなら、ここから良い女に進化して生きたいから、良い行いもするのである。

 

世間体も何も関係ない、真の「私が1番」は意外と優しいのである。