アラサー元腐女子の奮闘記

恋愛奮闘記からただの奮闘記に。生きることそのものが戦い

本気出すのは怖い

私の2020年の目標は「本気出す」なのだが、まさしく今までの私がシロクマさんの日記の「何事にも本気を出さないで全能感を維持し続ける人」だったので見てみてほしい。

 

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

私は高校くらいの時から本気を出さない自分の認識はあった。

 

本気を封印したきっかけは小学生の時のスイミングスクールだった。

土曜クラスの中での私は1番2番を争うくらい早くて、小学生の頃は走るのは遅いが泳ぐのはメチャクチャ早いことが私の心を支えていた。

 

が、ある日

土曜のスイミングを休んだので、振替で火曜クラスに行くことになった。

すると、火曜クラスの子達のスピードとスタミナが段違いなのだ。

 

土曜クラスでは悠々泳いでいる私が、途中で苦しくなってプールから上がってゼェハァしている。

 

かっこ悪いし、悔しいし、屈辱的だった。

 

それからは振替のクラスには絶対行かなかったし、自分が苦手だと思うものはトコトン手を抜いたし、好きだと思ったものもソコソコ楽しむけど本気は出さなかった。

 

数学や持久走や、大好きだったバスケもレギュラーじゃなくなった時にやる気がなくなった。

 

やる気がないからレギュラーじゃなくなったのだと、自分に言い訳をした。

 

恋愛も苦手だった。

夢中になってダメになったら恥ずかしい

カッコ悪い

夢中になる人間はカッコ悪い

フってもフラれても全部ネタだったと思うことで、自分の全能感を守っていた。

 

友人は私の全能感に興味がない、もしくは受け止めてくれる人ばかりだった。

特に私の興味がない子とはかなり長く関係が続く。

本当にありがたいと思うし、受けてめてくれていた友人たちの心の広さと大人な対応に感謝する。

 

何かもっと早い段階でメチャクチャ頑張ってみたら良かったな〜とは思うものの、時間は先にしか進まないのでコレから本気を出そうというのが2020年の目標だ。

 

段々くずぴの実存が薄らいできて概念みたいになってきたが笑

初めて本気で恋をしたのがくずぴだったからこの目標ができたんだと思う。

 

カッコ悪く追いすがって何度も告白して何度もフラれて何度もやり直して、声を上げて泣いて殺してやりたいと喚いたりして

 

おおお、スゴくカッコ悪い…!って感じだけれど、コレで何か箍が外れたというか。

 

良い歳こいてとか

痛いとかカッコ悪いとか

 

本当にほしい物を目の前にしてそんな事を言っていると、取り逃がしてしまうんだと身を以て学んだ。

 

果たしてくずぴそのモノ(ものって言うとちょっとアレだけど)がどうだったか?というのはあまり重要な問題じゃなくて

 

私がもう、自分のカッコ悪い姿に耐えられなくてブッチ切ってしまったから

本当に欲しいなら、本気で向き合わなければならないんだなと。

 

それには忍耐と覚悟が必要で、その覚悟を捧げるに値する事象なのかは

 

一度本気出して自分がどういう物に価値を見出してどんなことに労力を注ぐべきなのかを見極めなくちゃならないなと。

 

そして、ずっと封印してきた美容方面のキャリアのための第一歩と、本気のダイエットを始めた次第である。

 

本気出すのって怖いよなぁ

みんなも別に本気出してないし